バブルの遺言 の商品レビュー
2010年の出版。リーマン・ショック後、民主党政権下、震災前、そしてもちろんアベノミクス前。 日本経済がもっとも暗かった時代、ロスジェネの代表として、もっとも明るかった時代のことを、その当事者だった普通の人達に聞きに行くという企画本。 浅いとか中身が無いとかいう批判は仕方ないと思...
2010年の出版。リーマン・ショック後、民主党政権下、震災前、そしてもちろんアベノミクス前。 日本経済がもっとも暗かった時代、ロスジェネの代表として、もっとも明るかった時代のことを、その当事者だった普通の人達に聞きに行くという企画本。 浅いとか中身が無いとかいう批判は仕方ないと思う。だってバブル世代の人自体に深みがないんだから。 昔、「自身の音楽評論」論について、佐藤俊樹先生に「語りそのものが薄いときには、語りについての語りも薄くならざるをえない。」とバッサリ切られたときのことを思い出した。 各人にインタビューした後で、どんな人もポジティブに総括できる大宮冬洋氏を褒めたい。
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著者は僕と同じロスジェネ世代です。 バブルの後に社会に出て良い思いをしたことない世代(笑) 著者は僕とほぼ同じ価値観で ダブルスクール当たり前 買い物は旅行より何か後に残るもの という感覚です。 そんな僕がバブルの話を聞くと羨ましいとは思わないですが経験としてそういうことも必要...
著者は僕と同じロスジェネ世代です。 バブルの後に社会に出て良い思いをしたことない世代(笑) 著者は僕とほぼ同じ価値観で ダブルスクール当たり前 買い物は旅行より何か後に残るもの という感覚です。 そんな僕がバブルの話を聞くと羨ましいとは思わないですが経験としてそういうことも必要やったかなとは思います。 違った価値観を持つ人と話すのは楽しいですし。 まあ生活保護の仕事をしてるとバブルを経験して今は生保って人にたくさん会います。 そういう意味では追体験できてるのかもしれません。 まあこの本を読むとバブル期はもう来ないようにと思います。 一度頭を打った後の世代の僕らが中堅どころになってるのでインタビューを受けてる人たちのマインドにはなれないような気がします。 それが萎縮したマインドになってるのかもしれませんね。
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