ペンは世界を変える の商品レビュー

堀武昭【著】

2010/09/11

「プーチンの戦争」という本を出版して首相の怒りを買って、暗殺される。まだロシアはそういう時代。
日本人作家、村上春樹、吉本ばななは世界を目指した作品作りをしている。最初から海外市場を視野に入れた作品作りになっている。
戦後、ヨーロッパの知識人はユダヤ人に対して一貫して同情的であった。人類が経験した最大の悲劇としてのホロコーストに言及し、陰に陽に親ユダヤ主義を主張していた。しかし、最近はパレスチナ代表は、作家として現状を見てほしい、そしてその非人道的なイスラエルの無差別殺人をペンをもって世界に伝えてほしい、と訴えた。
村上春樹はノーベル文学賞を取れるのか？
世界広しと言えども、日本ほど世界の文学を翻訳し、国内で紹介されてきた国は他にない。