徳田さんちはおばけの一家 の商品レビュー
失業問題とペット問題をお化けの力を借りて書かれている1冊。 ダークストーリーをはさみながら展開していくこの物語は、児童書と言いながらなかなか読みごたえがあると思います。
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語り口調が説明文的な感じ。しかも現れた猫が「ぼく」と同じお化けかどうか確かめるためにしっぽを踏んでみて、何事もなかったからお化けだと判断した(P150~P153)すぐ後のシーンで幽霊のおばあさんと握手(P159~P160)…とか矛盾点が多すぎて感情移入できないままに安っぽい勧善懲悪ストーリーでオシマイ。挿絵がキレイなだけに残念。
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徳田さん一家は、寄せ集めのオバケの家族。そして、家族みんなで、オバケ屋敷で働いている。・・・けれど、不況のため、オバケ屋敷は閉鎖、パパはハローワークで仕事を探さなきゃいけない。 オバケ屋敷の後にはわんにゃん天国が出来ます。捨てられた犬や猫を集めて、ペットを飼えない人とのふれあいの場、出会いの場です。でもやってきた犬や猫たちは、睡眠薬をうたれて、様子が変。どうやら、悪徳業者がからんでいるようで・・・。 徳田さん一家は、幽霊であることをかくして、人間と一緒に仕事をしています。生きていた頃の記憶が戻って、思い残すことがなくなれば、成仏できます。 ペットのネコがガンになって、治療費が払えなくなって、ネコと一緒に自殺してしまったおばあさんと、わんにゃん王国の業者を改心させたら、おばあさんは成仏しました。生きていても、死んでいても、思い出したら一緒の家族。
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低・中学年におすすめしたい本。 子どもって「おばけ」とか大好きだしね。 エピソードはさておき、この一家の出会いがものすごく気になります。 続きを出しておくれ~~!
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選書会で、子どもたちが選んだ本。 おもしろかったのですが。 ラストが、すこ〜し消化不良な感じです。 おばあちゃんはよかったけど、ヨシオくんたちは…と思うと。 獣医さんの変わり身の早さも、ん〜。なのです。 子どもたちは、どうだったのかなー。 こっそり聞いてみようっと。
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「おばけであっても、天国にいても、生まれ変わっても、あんたがたがわたしを思い出してくれさえすれば、わたしは家族なんですよ。」 「ほんとう?」 「ほんとうですとも。」
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【7/24】学図。(男の子-ヨシオ)(かぞく-父母妹婆)(しごと)(おばけ屋敷、「わんにゃん天国」)(ねこ、犬)(動物病院)(夏、海水浴)(幽霊)(失業)(悪者退治)。F中学年~。
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