落葉隻語 ことばのかたみ の商品レビュー
脳梗塞で右半身不随となり、嚥下・発声障害を負いながらも、研究や後進の指導にあたっていた著者の最期の時期の筆。 免疫学者でありながら、新作能を書いたりと多方面に活躍されていた方でした。新作能「一石仙人」で著者を知り、他の能を観たり本を読んできたりしました。 死を目前にして、これだけ...
脳梗塞で右半身不随となり、嚥下・発声障害を負いながらも、研究や後進の指導にあたっていた著者の最期の時期の筆。 免疫学者でありながら、新作能を書いたりと多方面に活躍されていた方でした。新作能「一石仙人」で著者を知り、他の能を観たり本を読んできたりしました。 死を目前にして、これだけは書いていきたいという思いが伝わってきました。この方の言葉を我々がつないでいくことが人の未来につながっていくのではないか、そうしなければいけない。と思わされました。
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