明日のリーダーのために の商品レビュー
リーダーに必要な要素とは? →リーダーである前に立派な人間でなくてはならず、そのためには学び、思い、行うことが大事 自分の座標軸を持ち、それに基づいて方向を判断し、自分の責任において行動する リーダーシップの三要素として、大戦略の提起、企画立案、統率実行
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著者は平成16年よりJR東海 代表取締役会長(~現在)。自身の鉄道人生は国鉄の分割民営化、JR東海ではリニアや新幹線輸出に挑戦など前人未到の創造的作業の連続だという。 (メモ) 1.人間形成の三要素 ・学び ・思い ・行う 2.リーダーシップの三要素~人間形成の三要素に通じ...
著者は平成16年よりJR東海 代表取締役会長(~現在)。自身の鉄道人生は国鉄の分割民営化、JR東海ではリニアや新幹線輸出に挑戦など前人未到の創造的作業の連続だという。 (メモ) 1.人間形成の三要素 ・学び ・思い ・行う 2.リーダーシップの三要素~人間形成の三要素に通じている。 ・大戦略の提起 ・企画・と立案 ・統率と実行 3.組織のリーダーシップ ・対等の者には信頼感をもって接する。 ・上の者には真心をもって接する。 ・下の者には思いやりをもって接する。 ※一生をかけて信頼、真心、思いやりを実践する事によって、僚友や良友のネットワークが作られる。これが最終的に人間のチカラを決定する。
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JR東海会長がいかに国鉄再編から今に至って…っていう話なんだけどリーダーシップ論に無理やりまとめようとしているのでまとまりがなくなっている一冊。 自分のエピソードを語るだけだったら別にそれはそれで面白い話なんだけど、なんか政治との絡みのところは自己弁護っぽい感じだし、鉄道に興味が...
JR東海会長がいかに国鉄再編から今に至って…っていう話なんだけどリーダーシップ論に無理やりまとめようとしているのでまとまりがなくなっている一冊。 自分のエピソードを語るだけだったら別にそれはそれで面白い話なんだけど、なんか政治との絡みのところは自己弁護っぽい感じだし、鉄道に興味がある自分だから最後まで読めたけど…っていう内容。 そんなにリーダーな話はなかったですね。まぁ期待もしてなかったんですけど。
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JR東海の現会長、葛西敬之氏がこれからの時代を担う世代に向けて書いた書。 はじめのほうだけ読むと、自分の生い立ちから国鉄民営化における自身の功績を自慢しているようにも読めるが、このはじめの部分があるからこそ、後半の教育論(前半にも少し出てくるが)やこれから迎える時代のリーダーに何...
JR東海の現会長、葛西敬之氏がこれからの時代を担う世代に向けて書いた書。 はじめのほうだけ読むと、自分の生い立ちから国鉄民営化における自身の功績を自慢しているようにも読めるが、このはじめの部分があるからこそ、後半の教育論(前半にも少し出てくるが)やこれから迎える時代のリーダーに何が必要かと論じてある部分に説得力を感じた。 ただ、歴史観や日本観に関して独自色が少し強い感があった。
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何が言いたいのかわからず、購読に値しなかった。 http://www.amazon.co.jp/review/R56JEJZXIUAU/ref=cm_cr_rdp_perm
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【読書】著者は、JR東海の代表取締役会長の葛西敬之氏。日本国有鉄道の分割民営化に尽力。元年金業務・社会保険庁監視等委員会の委員長。この本は前々から読んでみたかった本であったが、正直非常に面白かった。もう一度読み返したい。また、著者が関わった国鉄民営化、一度勉強してみたい。 著者は...
【読書】著者は、JR東海の代表取締役会長の葛西敬之氏。日本国有鉄道の分割民営化に尽力。元年金業務・社会保険庁監視等委員会の委員長。この本は前々から読んでみたかった本であったが、正直非常に面白かった。もう一度読み返したい。また、著者が関わった国鉄民営化、一度勉強してみたい。 著者は、幼少時代からの父の影響もあり、かなりの読書家。知識の幅が広く、本書の最後のリーダーのためのブックガイドはコメント付きで司馬遼太郎からドゴール、ニクソン、バルザックまで紹介しており、いくつか手に取ってみたい。ブックガイドでは戦争関係の本が多い。著者曰く、「人間の本性がもっともはっきりでるのは動乱の時期」。最近その手の本を読みあさっている自分としても非常に同感。 著者は幼少時代、父と論語を音読。非常にいい。自分の子どもにも同じようにさせてみたい。小さいころからの本と触れる、いい考えに触れる習慣づけが非常に重要。自分自身、本に目覚めたのはつい最近である。もっと早く本に親しんでいればと後悔している。 著者が地方の課長職にでた際に会得したものも、非常に考え深い。「確信を持って発信し、後は揺れることがない。部下の能力を性格に把握し、多くの人々から信頼されている人物との信頼関係を作り、そして、その人をきちんと人事で遇することで組織は動く。」。これには、その前提としてやはり知識が必要。 また、著者は言う。「学生時代とは違い、仕事では答えのないことが多い。上司、部下、交渉相手との距離を測り、期待に応えて評価を求めるのではなく、自らの座標軸を持ち、それにより座標を定め、方向を判断し、自らの責任で行動するべき。」 最近、常々、この座標軸をしっかり持つことが必要だと痛感している。座標軸をどう持つかで姿勢が変わってくる。 著者の提示する、これからのリーダーに必要なもの。①大戦略の提起、②企画・立案、③統率・実行。①とは、大局を見て、長期を展望し、向かうべき方向を定め、その上で足下の現実を正確に認識し、向かうべき方向と現実をつなぐ道筋を考えること。 自分はまだまだ未熟だが、努力して①~③をまずは意識することから始めたい。
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国鉄民営化という革命をどのように実現していったかを当事者がリーダー論という文脈で再構成して記述した物語。時代の流れ・組織の力動・個人の意思がどのように関与していったかを学べる教材。
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著者はJR東海会長の葛西敬之氏。 主に自身の人生を綴ったもので、メインは国鉄の民営化に関してです。 明日のリーダーのために、という題名への核心は本の終盤にありますが、 国鉄、JRという大きく少し特別な企業の中での生き方を読んでからの方が、 やはり説得力があります。 リーダーに...
著者はJR東海会長の葛西敬之氏。 主に自身の人生を綴ったもので、メインは国鉄の民営化に関してです。 明日のリーダーのために、という題名への核心は本の終盤にありますが、 国鉄、JRという大きく少し特別な企業の中での生き方を読んでからの方が、 やはり説得力があります。 リーダーに必要な素質として ・大戦略の提起 ・企画、立案 ・統率、実行 の3つをバランスよく備えていることを挙げています。 また本文中でよく出てくるのは、著者の子ども時代の読書が今の自分を作っているという点です。 子ども時代の自由な読書は想像力と創造力を養うのに、大きな役割を果たしているということでした。 これが、上に挙げた3つの能力に非常に大きく影響したと述べている。
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JR東海会長の本。 学生時代から国鉄入社、新人時代の苦労に民営化への努力、と自叙伝的に自身の半生を描かれていて大いに興味をひかれた。
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[ 内容 ] 国鉄はまさに日本国の先行モデルであり、今日の霞が関や永田町が直面している問題は、私たちが30年前に目前にしていた問題と同質です。 また国鉄分割民営化によるJR東海発足以降も前人未踏の創造的作業の連続です。 [ 目次 ] 第1章 三人の恩師―「幼虫」の時代 第2章 国鉄入社後の「迷い」と「自信」―「蛹化」する時代 第3章 国鉄崩壊への足音―「蛹」の時代 第4章 分割民営化を模索―「羽化」する時代 第5章 JR東海でリニアに挑戦―「成虫」の時代 第6章 日本版パブリックスクール「海陽学園」 第7章 救国のリーダーよ、出でよ [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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