空をあおいで の商品レビュー
大好きだったミュート・ビートのトランペット奏者、こだまさんのエッセイ。 後半は少年期の自叙伝みたい。 この人の憂いを帯びたトランペットの音色のルーツが分かった気がした。彼の「ブルーズ」の根源。
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もう少し音楽との関わりが書かれていると思ったけど…でもそれにしても作者のちょっとした「視点」みたいなものが見えるので、作者の人となりが分かったような気になれた。音の隙間はこの辺と関係しているのかな…
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自分にとって素晴らしい本は出逢うべき時に出逢うというのが持論だがこの作品はまさにそれ。1年前より今出逢ったことがより一層確信させられた。何かに迷った時に読み返したい作品。前半は日々の雑感。物事の見方がいちいち鋭くて、納得させられる、考えさせられる。後半は生い立ちから郷里を離れるま...
自分にとって素晴らしい本は出逢うべき時に出逢うというのが持論だがこの作品はまさにそれ。1年前より今出逢ったことがより一層確信させられた。何かに迷った時に読み返したい作品。前半は日々の雑感。物事の見方がいちいち鋭くて、納得させられる、考えさせられる。後半は生い立ちから郷里を離れるまでのエピソード。風景が目に浮かんで、匂いや空気も伝わる文章が本当に素晴らしい。氏の音楽を聴き直してまた読み返そうと思う。
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