バガボンド(33) の商品レビュー
あきらめたら そこで闘いは終わりだ 剣を手放せる バガボンド(33) (モーニング KC) -出典:バガボンド(33) (モーニング KC) / 井上雄彦 より
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豊前小倉の細川家では、小次郎のみならず武蔵も招こうとしますが、心のうちになおも疼くものを秘めた武蔵は彼らの申し出をしりぞけます。そして彼は、仏師の家に住み込みで働くことになり、彼らとの交流のなかでもう一度自分自身を見つめなおします。 武蔵と小次郎の物語を人びとに語って聞かせる語...
豊前小倉の細川家では、小次郎のみならず武蔵も招こうとしますが、心のうちになおも疼くものを秘めた武蔵は彼らの申し出をしりぞけます。そして彼は、仏師の家に住み込みで働くことになり、彼らとの交流のなかでもう一度自分自身を見つめなおします。 武蔵と小次郎の物語を人びとに語って聞かせる語り部となった後年の又八が描かれています今後の展開で描かれることはあるのかわかりませんが、彼自身がその後どのような人生を歩んだのかということも気になります。
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武蔵は小次郎の状況を感じようとしたり、村人の暮らしから何が得られるか試しつつも自分のポテンシャルを確認したがっている。ある意味、まだインプット不足なのかも。一方の小次郎はすでに完成している。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2010年5月27日読了。 まだか。 ふたりの、剣以外の共通点があった。子どもに好かれること。 子どもは外見だけで判断するのじゃなく、本質を見抜く犬猫みたいなところがあるのかもしれない。 まだか。 もう少しか。
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そろそろ流浪の旅にも飽きてきた感じが・・・(笑)内面に迫っていくのも良いけれど、なかなか「これだ!」って答えが出るのは難しそう。 でもそんな風に思ってる中で小次郎の登場はタイミングが良かったと思う。風通しが良くなった感じ。
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これは28巻に続き癒しの巻。家族の温かさに触れる武蔵。また一つ深みを得た武蔵。いい巻でした。そして、小次郎様素敵ー!(笑)
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得ることと同時に失うこと。果たして見えるすなわち幸福か、自由か。「あきらめたら そこで闘いは終わりだ」でました、井上雄彦節。スラダンと意味合いは全然違うけど。
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様々な生き方を紡ぐ人と出会う武蔵。剣を置く道と剣の中で生きる道。思考に思考を重ねるところが面白く、一方小次郎はただただシンプルに自分の生きる道が切り開かれていく。
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一気に話が終着駅に向かって走り出した感がある。今回、僕がとても印象に残ったのは仏師の「あきらめろ あきらめたらそこで戦いは終わりだ 剣を手放せる」という言葉。あの井上さんが、スラムダンクでは安西監督に「あきらめたら試合終了ですよ」という名言を吐かせたあの井上さんが、この一言を書い...
一気に話が終着駅に向かって走り出した感がある。今回、僕がとても印象に残ったのは仏師の「あきらめろ あきらめたらそこで戦いは終わりだ 剣を手放せる」という言葉。あの井上さんが、スラムダンクでは安西監督に「あきらめたら試合終了ですよ」という名言を吐かせたあの井上さんが、この一言を書いたというのがすごい何かを暗示しているようで。(10/6/17)
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仏師家族の家に居候する武蔵のエピソード。読んでる最中はほっとした気分になったのだけど、それもつかの間だった。
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