平成マンガ家実存物語 おはようひで次くん!(1) の商品レビュー
フと、思い出して何度も読むよ。 繊細なタッチのこの作品がギャグなのか?と言われたら、よくわからないけど、だからこそ、面白い。片や、同作者の『拡散』は重すぎて、5年に一度しか読めないくらい精神持ってかれる。元気のないときに読むと致命傷を負いかねないので注意が必要。スクリーントーン無...
フと、思い出して何度も読むよ。 繊細なタッチのこの作品がギャグなのか?と言われたら、よくわからないけど、だからこそ、面白い。片や、同作者の『拡散』は重すぎて、5年に一度しか読めないくらい精神持ってかれる。元気のないときに読むと致命傷を負いかねないので注意が必要。スクリーントーン無用の伝説は、無性にガッツポーズしたくなる。それはそうと。この『おはようひで次くん』は、「じんくらべー♪」が、なんともよい。笑 天才だな。この在り方。 小田ひで次氏。気長に次回作待ってるよ。バートルビー小田さんの作品、どれもこれもなんかの拍子に思い出すよ。
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チョビチョビと仕事を引き受けることになった伝説の漫画家と隣の三姉妹との交流。過去の作品を劇中作に使用したりと構成も巧み。
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書かなくなった、もしくは書けなくなった作家を「バートルビー症候群」と言うならば、これも一種のバートルビーものかもしれない。デビュー作で話題になったあと、すっかり描けなくなった漫画家に、エッセイコミックを描いて欲しいという依頼がかかるが……。スクリーントーンなしの細密画のような絵で...
書かなくなった、もしくは書けなくなった作家を「バートルビー症候群」と言うならば、これも一種のバートルビーものかもしれない。デビュー作で話題になったあと、すっかり描けなくなった漫画家に、エッセイコミックを描いて欲しいという依頼がかかるが……。スクリーントーンなしの細密画のような絵でショボクレた中年漫画家を描くもったいなさ(?)はあるが、傍らの三姉妹(これはさすがにツクリでしょ)が救い。
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エッセイ漫画もひで次くんの手にかかると一味も二味も違っておもしろい。 グロダイヨウ(黒田硫黄)との会話がなんだかすき。
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初小田ひで次がこれでいいのかしら。 でもジワジワ面白かった。 心の対話相手である赤ちゃんがいい。だんだん大人っぽくなっていって不安がるところが素敵。
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