仕事漂流 の商品レビュー
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キャリアについて考える年ごろなので 最近この手の本をよく読みます。 内容はちょうど自分とほぼ同級生が転職に至るまでを 数人の例をあげて書いています。 共通点は全員就職氷河期ってことです。 びっくりするぐらい転職に至る動機が共感できます 自分も含めてこの世代はバブル崩壊のリストラや その後の就職活動で痛めつけらているので 組織をあまり信用していないなーっという感じがします。 それに伴う年功序列の歪みもかなりでてきているのでしょう。 転職を考えているようなひとはもちろん 今の学生にも就職で人生全ては決まらない ってことを知ってほしいので読んでほしい本ですね。
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大企業に入社したが向いている仕事がわからず悩む 一流企業人の転職事情がリアルに描いているらしい。 仕事に詰まったら読んでみるかね。
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2011年8月 転職を切り口にした8人の社会人のキャリア。 仕事選択、転職への決断、キャリア展望。 就職氷河期に就職した若者がどのような判断をしてきたのかがよくわかる。 働き方などやってみないとわからない。働きながら探す物なのかもしれない。 企業にとらわれない生...
2011年8月 転職を切り口にした8人の社会人のキャリア。 仕事選択、転職への決断、キャリア展望。 就職氷河期に就職した若者がどのような判断をしてきたのかがよくわかる。 働き方などやってみないとわからない。働きながら探す物なのかもしれない。 企業にとらわれない生き方を見つけるための転職か。転職の意味を捉えなおしました。
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自分がタイトルの状況にあった時に読んだ本。 取り上げられた人達の思考は理解しやすく、物語としても面白く読ませてもらえた。 作者の思想や解釈を無理に押し出していないところも好感が持てた。 正解がない中、同じ仕事人として悩み進む姿を身近に感じて勇気付けられた。
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8人の働く若者のノンフィクション。 仕事とは、何を求めて生きているか、自分にも考えさせられる。 自分のやりたいことがあって、でも迷っている人にはすごく勇気づけられるだろう。
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職業観、仕事感について考えさせられる。自分自身も悶々としているのだが、同様に考え悩んでいる人も沢山いるんだと思った。
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一流大学を卒業し、一流企業に入ったけど、転職をした8人に焦点を当てたノンフィクション。 キャリアアップという言葉に、アタフタさせられ、浮き足立たされる。その感覚は凄くわかる。 ノンフィクションなので、転職で何もかも得られるわけじゃないが、それなりの満足感を得ているといった、リ...
一流大学を卒業し、一流企業に入ったけど、転職をした8人に焦点を当てたノンフィクション。 キャリアアップという言葉に、アタフタさせられ、浮き足立たされる。その感覚は凄くわかる。 ノンフィクションなので、転職で何もかも得られるわけじゃないが、それなりの満足感を得ているといった、リアルな内容なのは良いですね。むやみに煽るわけでもない。
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「選択肢が増えても成功の確率が低い時代、選択肢が少なくても成功の可能性が高かった時代」 「仕事漂流」とはこれだと言う仕事が見つからないということで、決して仕事にあぶれているということではない。ここに登場する人たちは、1990年後半から2000年前半の就職氷河期に就職できた勝ち...
「選択肢が増えても成功の確率が低い時代、選択肢が少なくても成功の可能性が高かった時代」 「仕事漂流」とはこれだと言う仕事が見つからないということで、決して仕事にあぶれているということではない。ここに登場する人たちは、1990年後半から2000年前半の就職氷河期に就職できた勝ち組と言われる人々。 人としても魅力的で頭だっていい勝ち組であっても自分の生き方や選択に悩んでいる。(生活への不安は語られないし書かれていない)悩んでいるとはいえ、そこはやっぱ優秀で勝ち組になったのも納得。そしてそういう人はやはり大企業に入る。 30歳までの時期は大企業で働き、柔らかい頭に一流を詰め込み、それから中小企業やベンチャーに流れて、全体が見えるような仕事をする。おそらくこれが理想的なキャリアパスで、長い停滞に入る前は一般的な人材の流れだったと思う。均一で高品質な社会人の製造工場という面があるから、政府も便宜を図っていた。しかし、大企業が足並みを揃えて新卒採用を控えたころから、このキャリアパスが崩れてしまい、だから「世の中には魅力的で優秀な中小企業がいっぱいあります」から「そっちに入ってください」というキャンペーンにつながったと思っている。 中小企業は社会にカチッと噛み合う歯車を作るという役目を押し付けられたけれど、教育に投資するような資金的余裕ををもたない中小企業じゃ社会人のタマゴを育てることはできないと思う。OJTとは何とも都合のいい言葉。 この大企業→中小企業という人材の流れと、リクナビのような一括応募のモデルはとても合っていたと思う。新卒サイトの収益モデルでは、どうしても大企業を優遇するインセンティブがはたらいしてしまうけれど、それで良かったのだ。中小企業は大企業で教育された人をう譲り受けるだけでよかったんだから。もしかすると、中小企業のホンネは今もそうで、リクナビとかにクレームをつけてるのは、使い捨てにできる若い労働力を欲しがっているベンチャー企業なのかもしれない。 これから、大企業が社会人を生産してそれを中小企業に流すというキャリアモデルが崩れたらホントどうなるんでしょうか。
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これからの働き方のモデルとなる若手世代のドキュメンタリー。 自分も転職回数は多いので、大いに共感するところがありました。
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「漂流」という言葉とは裏腹に、自分の道を見つけて転職をする若者の姿を描く。インフォーマントの生い立ちから就活、仕事への姿勢、考え方などうまくまとめられていて読みやすい。 転職は、珍しいものではなくなっているのに、いまだに「いい大学」→「いい会社に入って終身雇用」幻想が広く浸透し...
「漂流」という言葉とは裏腹に、自分の道を見つけて転職をする若者の姿を描く。インフォーマントの生い立ちから就活、仕事への姿勢、考え方などうまくまとめられていて読みやすい。 転職は、珍しいものではなくなっているのに、いまだに「いい大学」→「いい会社に入って終身雇用」幻想が広く浸透してしまっている。その齟齬によって少しずつ弊害が出てきている。 キャリアアップや本当に大切にしたいことのために転職という道を選んだ方々が取り上げられているので、将来を考える学生にはオススメかなー。 ただ、現実はもっと厳しいんだけど。
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