ベン・トー(5.5) の商品レビュー
親愛なる≪狼≫をも吹き飛ばす娘御達の刹那の乱舞
まずはナイス過ぎる口絵&挿絵に御礼申し上げなくてはならない。気のせいか著莪の絵が多いのもファンサービス?内容的にも長さ的にも半分強を占める、サイドストーリーな書き下ろしが巧みに構成された短編集である。 【書き下ろし】 第1章、第2章、第8章 本巻の主軸を成す、丸富大学付属...
まずはナイス過ぎる口絵&挿絵に御礼申し上げなくてはならない。気のせいか著莪の絵が多いのもファンサービス?内容的にも長さ的にも半分強を占める、サイドストーリーな書き下ろしが巧みに構成された短編集である。 【書き下ろし】 第1章、第2章、第8章 本巻の主軸を成す、丸富大学付属高校文化祭での一コマ。スーパーでも半額弁当でもない代わりに高校方面のキャラを程良く勢揃いさせつつ弁当争奪戦を盛り込むが、ここで全く別方面から最強のライバルを出してくる演出がニクい。しかも、かつての恩讐を乗り越えて手を携える場面まで用意している。そして炸裂するあせびちゃんの不幸爆弾に爆笑必至となろう。第2章は、さしずめ著莪の勇者“ドリーム”伝説といったところか。短編集ならではの展開に見事過ぎるオチが効いているが、さすがに話が長過ぎでもあろう。「ハマれば超絶に面白いが総じてクセのある文体」や「改行を抑えてびっしり頁を埋める筆致」といった作者の特色が少々裏目に出た感もある。第8章まで引っ張っての2段オチ的な纏め方は素晴らしい。 【短編】 第3章~第5章、第7章 公式サイトの特集で掲載された小品群。まさに短編集的なスピンオフではあるが、ショートショートゆえに、スピンもオフもし切れていない印象もある。それでも白粉“先生”や名も無き≪狼≫達の心の奥底に仕舞われた心情が吐露された興味深さがある。自分の誕生日を知って貰いたい佐藤の姑息さには共感の苦笑を禁じ得ない。 【レア作品】 第6章、そして『筋肉刑事』 佐藤と著莪の「この2人の距離感って何?」という話がサイン会参加者への特典だったなんて反則。ようやくご相伴に預かれた形である。『筋肉刑事』は、もう少し突っ込んだところまで踏み込んでも良かったのでは?この「突っ込む」の意味は多岐に渡るが。
DSK
今回は箸休めということで本編の後の小話や、本編には載せられない話が短くまとめられていた。 メインの第1章が一番面白かったかな。警備員のおっちゃんも活躍したし。全体的に沢山あせびが出て来た。いつか死神が弁当争奪に関わるんだろう。登場しただけで全てを持っていかれるから、かなりジョ...
今回は箸休めということで本編の後の小話や、本編には載せられない話が短くまとめられていた。 メインの第1章が一番面白かったかな。警備員のおっちゃんも活躍したし。全体的に沢山あせびが出て来た。いつか死神が弁当争奪に関わるんだろう。登場しただけで全てを持っていかれるから、かなりジョーカーなキャラだけど。 筋肉刑事もそうだけど著者はホモネタが好きだな。私はそこまで好きではないけど、今回の警備員との掛け合いは面白かった。 ここまで細かくしないで、一つの話を濃く書いて欲しかった気もする。
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1〜5巻の後日談とか夢オチなど、一応はそれぞれ関連性のある8話構成のまさに箸休め的な短編集。 本編ではキモとなる弁当争奪戦は無いし、絶妙なグルメレポートも殆ど無いが、それなりに楽しめる内容。
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※このレビューにはネタバレを含みます
評価:☆3.5 半額弁当を求めて戦う狼達の物語。今回は短編集的な巻。 あせびちゃんの弁当争奪戦はなかなか面白かった。 警備員のオッサン良いキャラしてるw 白粉大先生が興奮するのも納得だ(笑) 2章がねー。 夢落ち・妄想落ちなのは途中で分かるし、前フリとしても長すぎる。 そしてその割に他の短編がやたら短いのがもったいない気がした。アンバランスな感じ。 しかし槍水先輩ってホントいい先輩だよね。可愛い一面もあるし。 そして相変わらず佐藤と奢莪は仲良すぎ・・・爆発しといてくれw
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タイトル通り、箸休め的な内容。買うかどうかは、好き好き…だと思う。 筋肉刑事が少しだけ笑えた…w
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短編じゃないと作者は言うが、短編。 きっといつも後書きでぐちっている、削られた話を集めたに違いない。 箸休めとしてあるけど、 読み終わった感は、やはり満腹w おいしかったーw 異なる素材、異なる味付け、和もあり、洋もあり、なんでもござれ。 全体に甘め(萌)の味付けではあるが、...
短編じゃないと作者は言うが、短編。 きっといつも後書きでぐちっている、削られた話を集めたに違いない。 箸休めとしてあるけど、 読み終わった感は、やはり満腹w おいしかったーw 異なる素材、異なる味付け、和もあり、洋もあり、なんでもござれ。 全体に甘め(萌)の味付けではあるが、適度にスパイスが効いていたり、 辛いの、苦いの、吐き出しそう(BL)なものまで混在w 王道から邪道までなんでもこなす作者の真骨頂なのではなかろうか? まさにベン・トーが弁当であることを最も示している作品に仕上がっている。
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全部で8章。本編と繋がりのある0.5の部分が1つ。謎の冒険物が1つ。それ以外は短編という構成。短編はいくつかは特設サイトで読めるものの、こちらは挿絵あり。 良くも悪くも箸休めの一冊。
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白粉先生の分析力(文化祭話で警備員を見て)、パねぇっす(笑)そして夢の中ではついに化け物扱い…そんな彼女の身のこなしはとある戦地で培われたものだったのね。納得。あせびちゃんはもう天災としか思えない(笑)あとは著莪かわいいよ著莪。そんな短編集(?)でした。
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著者曰く、短編ではないとのことでしたが、短編(もしくは番外編)です。 ベントー争奪戦はありませんが、相変わらずバカなお話。 ただ個人的にファンタジーっぽい話はいらなかったかな? あとついに坊主と顎鬚のイラストが登場! 坊主ってお坊さんって意味だったんですね。
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主人公はリア充で妬ましいが、あまり不快感が無いのはやはり要所要所で尻を狙われてるのに同情的になるからだろうか
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