ものぐさ自転車の悦楽 の商品レビュー
「ものぐさ」と言いながら、実は筋がピシッと通っている。そんな著者の自転車生活悦楽術が披露されています。 楽しそうです。 実は私も、この疋田流自転車悦楽術と同じことを考えていたんです。その考えから、今乗っている自転車も買いました。 疋田さんは推奨自転車として「フォールディングバイ...
「ものぐさ」と言いながら、実は筋がピシッと通っている。そんな著者の自転車生活悦楽術が披露されています。 楽しそうです。 実は私も、この疋田流自転車悦楽術と同じことを考えていたんです。その考えから、今乗っている自転車も買いました。 疋田さんは推奨自転車として「フォールディングバイク」3車をピックアップしています。私の愛車はそのうちの1台でした。 昨今の自転車ブームで、本格的な高級イタリアン・ロードレーサーにぴっちぴちのコスチュームで乗っている方もよく見かけるようになりました。でも、レースにでも出場するの? と違和感を覚えます。どうも「いき過ぎ君」に思えてしまうんです。一種のオタクだなぁと。アスリート過ぎて、自由さをかなり損ねていないでしょうか。私はもっと、気楽にいこうよ、と思うんです。 本書を読んだら、著者の疋田さんが同じ考えだったので、おもわず膝をたたいてしまいました。この著者の場合は「気楽に」を「ものぐさ」と表現しているんですね。ハードルを低く感じさせて、より多くの方に乗ってもらいたい。そしてその楽しさを実感してほしいという気持ちが現われたんでしょう。 酒を飲んだら、折りたたんで電車やタクシーで帰ることができる。昔のものとは違い、軽くなった現在のフォールディングバイクならではの利点です。 私は、長距離を走り疲れた帰りは電車でと思っているものの、まだ実際に電車内に持ち込んだことはありませんが。 最近は若い女性がかわいい自転車に乗っているのもよく見かけます。パステルカラーの小径車はおしゃれです。自転車ファッションが楽しそうです。「森ガール」だとか「山ガール」だとか、女性は無理のない適度な、程良い楽しみ方が上手で、感心します。 それにひきかえ、男性はとかく行き過ぎてしまいがちです。私の場合はそんな女性たちを参考にするとちょうど良いかと思っています。
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肩肘張らずに折り畳み自転車で気軽に自転車を始めようという指南本。 基本的な準備はもちろん、その先のステップアップや筆者自信が体験した様々なエピソードで自転車の楽しさを伝えてくれます。 ちょっとでも自転車に興味がある人が一読すればきっと自転車が欲しくなるのではないでしょうか。
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日常生活と切り離されたマニアックな話ではなく、フォールディングバイクのある日常生活(作者の実体験)を紹介していて、読んていて楽しく、夢が広がる。文章も軽快で読みやすい。
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