キズナのマーケティング の商品レビュー
2010-08-04 08:00:44 【書評】今どきのネットマーケティングの考え方についての解説本「キズナのマーケティング マス広告とのメディアミックスを提案したい本ということで、後半部分は本業について解説されている本だけあって売り込み色も強くなっている本で、アドボガシ...
2010-08-04 08:00:44 【書評】今どきのネットマーケティングの考え方についての解説本「キズナのマーケティング マス広告とのメディアミックスを提案したい本ということで、後半部分は本業について解説されている本だけあって売り込み色も強くなっている本で、アドボガシーマーケティングという概念も分かったような分からないような感のある本でしたが、私は共感できる本でした。 最近ツイッターでもフェースブックでも、いろんな商品やサービスを見ても、「短くて手軽」が受けていますが、本書でも指摘されている「ストック」という感覚を持っているかどうかというのは、非常に大きいと思っています。 ユーマネーの紹介でも触れた気がしますが、私がブログで1000人強の読書だけではなくて、ツイッターで1万人強、フェイスブックで2500人強のネットワークに情報を流していますが、このブログにストックを残して積み上げておくことがとても大切だと思っています。 以下抜き書きまとめです。 ■ネットの情報はすべてストック 不特定多数の人たちが非同時的にアクセスしてくる 購買意思決定に大きな影響を与え始めた ■広告の効果の低下 1 消費の成熟ーほしいものは、もうすべて持っている 2 消費の学習効果ーそして僕らは賢くなった 3 情報リテラシーの向上ー毎日が情報の取捨選択の連続 4 メディアの多様化ー消費者との接触ポイントは分散化 5 UGCの量的増加ー量が質を押し上げるサイクルに入った 6 認識できる(取得可能な)選択肢の増加ーだけど、選ぶのがメンドウクサイ 7 認知的不協和の拡大ー失敗したくないから、調べまくる ■マーケティング目標 「売上・マーケットシェア」から、本当の「利益・顧客シェア」へ向かう ■アドボカシー・マーケティング アドボカシー(advocacy)とは、「支援」「養護」「代弁」等の意味を持ちます。顧客との長期的な信頼関係を築くため、企業は顧客を支援します。自社の利益追求や、短期的なメリットの提供は二の次にして、顧客の最善を追及します。 「アドボカシー・マーケティング」とは、徹底的に顧客側に立って、モノゴトを考え、実行する信頼ベースのマーケティング手法です。 「顧客の信頼を勝ち取る18の法則ーアドボカシー・マーケティング」山岡隆志より ■キズナの構成要素 「信用」「理解」「ロイヤリティ」「関与」「共感」 【消費者とのキズナを深める十か条】 其の一 第一印象に気を遣おう 其の二 トモダチ(近い関係)になろう 其の三 頻度を高く、たくさんの接点を持とう 其の四 対等な立場で接しよう 其の五 対話・会話をしよう 其の六 献身的に尽くそう 其の七 共有体験をつくろう 其の八 継続しよう 其の九 愛すべきキャラクターでいよう 其の十 愛を持って接しよう 【書評】 多読書評ブロガーの石井です。 【本日の紹介書籍】
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初心者でもソーシャルメディアマーケティングに興味がある人ならば、ソーシャルメディアマーケティングの現状を体系的に学べるよい一冊だと思います。「明日の広告」同様に、何回か読み返すことになりそうです。
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2010年発行。2018年に読むと、「最近話題のツイッター」と紹介されていて、面白い感覚です。新しいバズに飛びつこうとしている人は、まず、少し前のこういう本を読むと良いと思います。当時の予想と現在がどう違うのか?それを考えるのは、これから先を読む事にとって、とても有益だと思います...
2010年発行。2018年に読むと、「最近話題のツイッター」と紹介されていて、面白い感覚です。新しいバズに飛びつこうとしている人は、まず、少し前のこういう本を読むと良いと思います。当時の予想と現在がどう違うのか?それを考えるのは、これから先を読む事にとって、とても有益だと思いますよ!
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2年も前だと少し古い面もある. しかし,マーケティング手法についての分析は的確で非常に参考になった.
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何年振りかに、図書館で借りた本を購入した。 名著。何度も読み返したいと数年ぶりに思わせてもらった本。 ★7つくらいあげたい。
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消費者との関係性を築いていく過程の話である第二章は「明日の広告」で語られている内容と、わりとそっくりそのままな感じ。 「広告はラブレター」というのはマーケティング業界の合言葉なのでしょうか。 意外とボリュームのある内容で、ソーシャルマーケティングのいろはを余すことなく伝えてくれ...
消費者との関係性を築いていく過程の話である第二章は「明日の広告」で語られている内容と、わりとそっくりそのままな感じ。 「広告はラブレター」というのはマーケティング業界の合言葉なのでしょうか。 意外とボリュームのある内容で、ソーシャルマーケティングのいろはを余すことなく伝えてくれていると思います。 著者の熱さがもう、すごく伝わってくる。笑 そして、それはもう色んなことが書かれていますが、著者が一番伝えたかったのは 「今日からブログを書き始めてください」 というメッセージに尽きるかなと思いました。 とにかく、やってみろと。 なんでもいいから、ソーシャルメデイアを毎日能動的に使いなさいと。 私個人はオンライン上のコミュニケーションが苦手ですが、ブクログにてレビューを平日毎日更新しています。 2ヶ月が経ちましたが、人とのつながりにおいては、まだ目に見えた変化はそれほどないです(そもそもそれが目的で書いてもないですし) けれど、そういった記録を読み返したり、どのレビューに感心をもってもらえたのかなど、わずかながら収穫もあるように感じます。 (朝活読書会なんてオフ会も地味に実現しているし) ソーシャルメディアを体感することが、ソーシャルメディアマーケティングのヒントになるのであれば、続けてみたいと思いました。 どんどん多様化していくメデイアや情報に振り回されないよう、自分の軸はしっかり持って発信する。オンもオフもそれは同じ。 やはり、コミュニケーションデザインしていかないとですね。 そのツールの一つがソーシャルメディア。
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ソーシャルメディアはマーケティングにどう活かすか? →マーケティングの投資対効果を向上させるために戦略PRとソーシャルメディアマーケティングによって事前の期待や空気づくりを実施し、それから広告を打つ プランニングはPOSTプロセスで考える ターゲット→目的→戦略→技術 短期的な...
ソーシャルメディアはマーケティングにどう活かすか? →マーケティングの投資対効果を向上させるために戦略PRとソーシャルメディアマーケティングによって事前の期待や空気づくりを実施し、それから広告を打つ プランニングはPOSTプロセスで考える ターゲット→目的→戦略→技術 短期的な効率性と中長期的な効果性をわけて考える
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『ソーシャルマーケティング』について、実際に携わってる著者の視点から実例やアドバイスを記した一冊。 最後には実際の運用者のインタビューまであるので、その手の事業に携わってる人にとっては非常に参考となりそう。
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ソーシャルメディアマーケティングの本。 2年前に出版された本なので、ソーシャルメディアの 様相も扱いも変わってきていると思いますが、 ソーシャルメディアに限らず、マーケティングを考える人にとって 参考になると思います。 ソーシャルメディアマーケティングを検討している人自身...
ソーシャルメディアマーケティングの本。 2年前に出版された本なので、ソーシャルメディアの 様相も扱いも変わってきていると思いますが、 ソーシャルメディアに限らず、マーケティングを考える人にとって 参考になると思います。 ソーシャルメディアマーケティングを検討している人自身が ソーシャルメディアを使ってみなければならない、 という意見は至極当然ですね。 僕自身はマーケティングが専門ではないのですが、 読みやすい文章で理解もしやすかったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ソーシャルメディア活用の前提と課題を整理した教科書的書籍。 ソーシャルメディアは「魔法の杖」ではない。まずはソーシャルメディアをマーケティング活動のどこに活用したいのかを整理し、じっくりと取り組むことの重要性というのが大前提と主張。 その上で、ソーシャルメディアの活用方法を「バズ・バイラル型」と「アドボカシー型」の2つに分類。「バズ・バイラル型」では一定量のシーディングが必要であることなど、「アドボカシー型」では組織とルールづくり、目標設定が重要であると指摘している。 今後のソーシャルメディア活用の可能性としては、「アドボカシー型」によるキズナづくりの必要性を提示している。
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