フランス革命 の商品レビュー
「フランス革命の伝道師」を自任する安達氏の執筆になるコンパクトなまとめ。 著者がよく革命の画期として強調する「ヴェルサイユ死刑囚解放事件」については触れられていないの不思議だった。 2010年の本なので仕方がないけど,はじめにで,我が国の2009年政権交代について,“「一滴の血...
「フランス革命の伝道師」を自任する安達氏の執筆になるコンパクトなまとめ。 著者がよく革命の画期として強調する「ヴェルサイユ死刑囚解放事件」については触れられていないの不思議だった。 2010年の本なので仕方がないけど,はじめにで,我が国の2009年政権交代について,“「一滴の血も流れなかった革命」という印象を受けた”と書いているのは何か物悲しい。 “鳩山さんは、選挙前から盛んに「友愛」という言葉を口にしていた…この言葉が日本によみがえったことに、私は深い感慨をおぼえた”p.17
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一ページ毎に、あるいは見開きで雑学を並べていくような形式の本は実はあまり好きではないのだが、もっとまじめな本を読んでもなかなかフランス革命の流れもイメージも頭に入って来なかったので、この本を手に取ってみた。他の本で筆者が割とわかりやすくフランス革命を説明してくれていたので、この...
一ページ毎に、あるいは見開きで雑学を並べていくような形式の本は実はあまり好きではないのだが、もっとまじめな本を読んでもなかなかフランス革命の流れもイメージも頭に入って来なかったので、この本を手に取ってみた。他の本で筆者が割とわかりやすくフランス革命を説明してくれていたので、この筆者にも期待していた。読んでみると、しっかりとフランス革命の流れが描かれていて、見た目から受ける軽いもしくは軽薄な感じでは決してなくて、読み応えのある本だった。これだけでフランス革命がわかるわけでもないだろうが、もっと難しい本を読む前の準備に読むのにはちょうどいいと思う。
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宝塚のコマーシャル見てたら「ベルバラってどんな話だっけ?」と気になり始めて、そこから連想ゲーム的にフランス革命の入門書を読みました。民主主義の理念は素晴らしいけど、恐怖政治をやらかしたデタラメな革命だったんですね。
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図解だけあって見やすい。 革命暦とグレゴリオ暦との対応表もあって良かった。 しかし、一カ所人物名と肖像画が合っていないのでは?と言うところがあったので少し残念だった。 (確証がもてないので具体的には書きませんが)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
フランス革命に関して分かり易く書かれている良書。歴史の教科書では革命~ナポレオンまで簡素に進むので全体像を把握しづらいが、本書を通じてイメージを造ることができた。一部、筆者のフランスびいきと思われる記述があるが、その部分はご愛嬌として割り引く必要はある。
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2010年4月28日初版。ぱっと見は何かの参考書のような。あまり品のある装丁とはいえず、フランス革命の薀蓄を語りたい人が簡易に勉強するのによい感じの本? ああそうか、このシリーズは「図解雑学」というタイトルがついている。確かにそのとおり、といった本。
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