達人に学ぶ「知的生産の技術」 の商品レビュー
図書館で偶然見つけた。 本書を読む人は、書かれているツールを学ぶのではなく、紹介される知の巨人達についての仕事や生き方を学ぶといい。 10年以上も前の出版であるが内容は濃い。何度も読み返したくなる。
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人間には何か知的触発を受けるようなことをやってみたいという願望が本能的にある。日本人にはこの知欲が強い。それは日本人が歴史的に農耕民族だったから。農耕民族は決められた場所で、決められた方法で決められたものを作り。その中で少しでも収穫をあげ、勢力を伸ばしてきたから。
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※このレビューにはネタバレを含みます
何らかのヒントを得たいと思った時にカタログ的に取る本である。パターンとして登場人物の歴史が載っている。これを頼りに著書などの一覧を参考に調査の幅を増やすなどに使えることもある。 この手の本で気をつけたいのは登場の知の巨人はその環境に過剰適応しているのであってそうでない我々が真似れば良いというものではないということである。普遍的な面は必ずあるのでそこを参考にせよというのはあるかもしれないが。
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関口和一 取材について 4、どんな形でアウトプットするのか決めておく 軽部征夫 「起創カ」を育むためのプロセス 1、目的テーマの設定時期 2、熟考期 3、ヒラメキ期 4、成熟期 久恒啓一 コミュニケーションのインフラとしての図解
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様々な立場の「知の達人」たちが、自らの幼少期の体験まで含め、いかに知的生産を行うようになったか、を語るインタビュー集。 本質を掴めるようになりたい。
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40年前、梅棹の知的生産の技法は、NPO法人により活動を行ってきたが、現代に引き継ぐために本書は編纂されたようだ。 著者の誰もが、自らのビジネスでは、上手に発信を続けており、発想も新しい。現在に至るまでに、皆は努力を並々ならずしてきている。 例えば勝間さん、読書量、勉強量ともすご...
40年前、梅棹の知的生産の技法は、NPO法人により活動を行ってきたが、現代に引き継ぐために本書は編纂されたようだ。 著者の誰もが、自らのビジネスでは、上手に発信を続けており、発想も新しい。現在に至るまでに、皆は努力を並々ならずしてきている。 例えば勝間さん、読書量、勉強量ともすごい。キャリアアップする影には並ではない努力が。 茂木健一郎 「知的生産」の時代は、キーワードとして、独学、私塾、脱藩。 独学、自ら学問を志す。先生と出会い何かを学び 私塾、独学者たちが互いに切磋琢磨する 脱藩、フリーランス(精神的に) ジャッジメント←直感で行う←直感を涵養するものが教養 佐々木俊尚 アテンションコントロール、情報コントロール、コラボレーション アテンションコントロール⇒ACDC Aquisition(取得する)Classify(整理する)Dig(掘り下げる)Collaborate(連携する) 情報コントロール⇒1情報をストックとフローに分類する、2プッシュとプルを使い分ける(情報はに向き合う姿勢)、3コンタクトポイントを絞り込む(情報と接触する場所を絞る) 原稿作成の4つのプロセス⇒1テーマ設定、2情報集約フレームワーク、3構造化フレームワー、4物語フレームワーク(3分類、4発展) 蟹瀬誠一 一人の人間には情報のキャパシティというのが当然あるでしょうし、情報は多ければ多いほど迷うことが多い。何より情報が多すぎると「動物的なカン」というか嗅覚が鈍ってしまう。私は、現場記者の経験から、「直感」がとても大事だと考えています。
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インタビューだけの人もいるが、過去の講演や著作の抜粋中心の人もいた。どうしてなのかはよく分からないが。
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具体的な技術・手法を教えてくれてるのは一握り人のみで、後は経歴自慢ばっか!頭いいんだから必要とされてること書けよな。「結局あの時の経験こそが、僕の知的生産技術の原点」とか言われても知ったこっちゃないYO!
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トップの人がいうことってだいたい同じことの繰り返しだから斬新さに欠けるけどやはり知性と努力なしの成功はないんだと思う。
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どんな人生を送ってきたか、どんな仕事をしてきたかが書いてある。 「私塾というのは、元来、志をともにする者たちの集まるところです。いわば志向性の共同体であって、先生が手取り足とり教えるというより、独学者たちが互いに切磋琢磨するのが基本だったと思うのです」 26ページ 茂木健一郎 ...
どんな人生を送ってきたか、どんな仕事をしてきたかが書いてある。 「私塾というのは、元来、志をともにする者たちの集まるところです。いわば志向性の共同体であって、先生が手取り足とり教えるというより、独学者たちが互いに切磋琢磨するのが基本だったと思うのです」 26ページ 茂木健一郎 『万葉集』には、天皇や貴族から防人、無名の者まで、さまざまな人の歌が集められています。 そこにあるのは、誰が詠んだかという視点ではなく、どんな歌かという視点です。 いわば精神的フリーランスの世界観です。 27ページ 茂木健一郎 「何の役に立つかわからないけれど、とりあえず持っている」教養とはそういうものだと思います。 29ページ 茂木健一郎 偶有性 安全確実なものと挑戦的なもののバランスが取れた状態を示す脳科学の専門用語 このとき、人は楽しいと思うが、自分の人生において引き受けて実践するのはとても大変 おまかせの文化の素晴らしさ 「外的世界の拡大は内的世界を深化させる」 139ページ 久恒啓一 起創力をつける 時間管理を上手に(=集中する時間をつくる) 自分の考えを堂々と主張すること
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