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巨乳教師と熟女教師 の商品レビュー

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主人公への溢れ過ぎる愛情に既視感あり?

タイトルがいろいろと少し間違っている。2人の先生に加えて高校生ヒロインが1人いる(主人公は15歳の中学生)。そして3人とも巨乳である。また、熟女教師といっても三十路を迎えたばかり、24~25歳に見える容姿らしいので、熟女というよりは、妖艶な美貌を振り撒く積極的なお姉さん先生と一見...

タイトルがいろいろと少し間違っている。2人の先生に加えて高校生ヒロインが1人いる(主人公は15歳の中学生)。そして3人とも巨乳である。また、熟女教師といっても三十路を迎えたばかり、24~25歳に見える容姿らしいので、熟女というよりは、妖艶な美貌を振り撒く積極的なお姉さん先生と一見地味だが楚々とした美人先生である。前作『ママと女教師と』と部分的に似通った設定もありながら、少し趣を異にする展開を盛り込んで、それでもやっぱりこっ恥ずかしくなるほど溢れ過ぎる想いが主人公へ向けられた作品となっている。 さて、実は本作を読んでいる途中から妙な既視感めいたものを感じた。本藤悠(フランス書院文庫)作品と酷似する気がしたのである。展開があからさまに似ているとか、一部の文章表現を“拝借”したとか、そういった類いのものではない。検証した訳でもなく、全く以て根拠のない感覚的なものだが、要するに作風が似ているのである。主人公ラヴの方向へ振れるだけ振り切ったヒロイン達の心情描写に比して戯れに頁を費やしてしまう構成、全253頁中221頁目にしてようやく訪れる合体という展開に「く・り・そ・つ」という感じがして仕方がない。調べてみると、これまでの宝生作品と本藤作品の発行時期も被っていない。 これは作者を非難しようというのではなく、もしかしたらもしかして「宝生マナブと本藤悠は同一人物か?」という素朴な疑問が湧いた、ということである。「だから何?」という話ではあるし、本作は本作で悪くなかったし、ヒロイン達の暴走に笑わせてもくれたので全然良いのだが、何となくそんなことも思った作品である。はっきりしているのは、本藤作品の愛読者が本作を受け入れられない理由は1つも無いことである。

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