手形法小切手法講義 の商品レビュー
交付契約説+権利外観理論。 おおむね判例通説に立脚。自説に立つときも論証は丁寧(実務における必要性と理論的許容性の双方の検討を欠かさない)。 ただし、姉妹本の『商法総則講義』『商行為法講義』と比較すると論点の問題提起が飛ぶなど記述がやや薄い面がある(最新の手形小切手百選(第7版)...
交付契約説+権利外観理論。 おおむね判例通説に立脚。自説に立つときも論証は丁寧(実務における必要性と理論的許容性の双方の検討を欠かさない)。 ただし、姉妹本の『商法総則講義』『商行為法講義』と比較すると論点の問題提起が飛ぶなど記述がやや薄い面がある(最新の手形小切手百選(第7版)解説を補充的に参照すれば問題ないレベル)。 本文の記述は非常にわかりやすい。
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