どこでもない場所 の商品レビュー
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絵本というか画集? エッシャーとかマグリットやポール・デルボーのような不思議で静謐な絵と、絵に誘い込む文章。 川の飛び石が石造りの建物へ、雪山が桜の森へ、大きな波が雪の残る山脈へ。 違和感を感じずに混じり合う風景たち。 え?図書室の本を平積み?あたりから、ネタがつきたのかもーと思ってめくったら、最後は海辺の風景で。 あー、こういう部屋でまったりしたい。 こういう絵、けっこう好き。 マグリット!マグリットみたいで。 この海から山の絵がすげえ。 自然から自然なとこがすげえ。S17 M、この夜景の絵、はじめわかんなかった。 ただの夜の街としか思ってなかった、気づくとすごい。 あと、最後のこの部屋、住んでみたい。M14
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現実世界と仮想空間が一枚の絵で融合された、めくるめく幻想の拡がる奇妙な場所で、もはや<騙し絵>の概念を超えたカナダの画家ロブ・ゴンサルヴェスの芸術に酔い痴れる。
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想像してごらん、ほら、ここは、、、と始まる世界。ページをめくるとありえないけれどありそうな風景が開かれている。だまし絵のようでもあり空想の羽ばたくところでもある。
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だまし絵の絵本です。 それぞれの絵に対して、毎回まるで詩のような、イメージを膨らませてくるようなお洒落な文章が添えられています。 細部まで描き込まれた絵なので、じっくり見入ってしまいますが、このシリーズは少々不気味な雰囲気の絵も多いので、小さなお子さんは怖いと感じる子もいるでし...
だまし絵の絵本です。 それぞれの絵に対して、毎回まるで詩のような、イメージを膨らませてくるようなお洒落な文章が添えられています。 細部まで描き込まれた絵なので、じっくり見入ってしまいますが、このシリーズは少々不気味な雰囲気の絵も多いので、小さなお子さんは怖いと感じる子もいるでしょう。 大人はこのちょっと不気味な雰囲気がゾクゾクしますが…
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絵本としては写実に近く、内容もうちの子にはまだ早いかなあという気はしたが、興味を持って読んだ様子。不思議さを理解できているのだと思う。
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以前読んだ『終わらない夜』 http://booklog.jp/users/heart-place/archives/1/4593504384 と同じ作家のもの。 前に読んだ空を描いた日本作家の本と比べると、 やはり『画力』『スケールの大きさ』のレベルの違いが感じられる。 (→...
以前読んだ『終わらない夜』 http://booklog.jp/users/heart-place/archives/1/4593504384 と同じ作家のもの。 前に読んだ空を描いた日本作家の本と比べると、 やはり『画力』『スケールの大きさ』のレベルの違いが感じられる。 (→人の感じ方はそれぞれだからしょうがないんだけどねー。苦笑。) 大好きな空が大きな海といつの間にか置き換わる。 圧迫された視界が広々とした奥行き感に変わる瞬間。 写実的になり過ぎない丁寧な作風。 脳内で湧き出る想像力。 『セーラ・L・トムソン』の文字のみ表記されるので、 その人が描いているのかと思ってたけど、 詩を書いた人だった。 絵を描いたのは『 ロブ・ゴンサルヴェス』。 『レメディオス・バロ』、 特に『ルネ・マグリット』に感銘を受けたとあった。 うん。 最初読んだ時は『マグリット』のイメージがまず浮かんだもんね。 で、相も変わらず、詩よりか絵にくぎ付け。笑 『シュールレアリズム』と言う言葉を『ダリ』で知ったけど、 多分人間の本能に近い部分を刺激するような気がする。 さらに『だまし絵』が加わることで、 既成概念に凝り固まった脳みそがバグを起こし、 堅く詰まった脳細胞に新鮮な血液が送り込まれるのじゃないかな。。。 長い間利用されずに埃をかぶっていた、 シナプスとかニューロンとかがこの本で通電されて・・・ (以下略。笑) 目の状態が良く無く、 精神的にも結構辛い毎日なのだが、 寝る前に読んだらすーっと眠りに落ちた。 読者にプラスの効果をもたらす、 それこそが『良書』。 ○市立図書館所蔵
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シュールというよりはだまし絵に近い? 自然が溶けだして流れ込んでるような絵が多い印象 文章で気に入ったのは「硬い水、ながれる光 足もとを凍った空がながれていく」 絵で気に入ったのは、聖堂からNYのやつと屋根裏部屋が都市へと繋がってるようなやつ、あとカーテンのワルツ
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どの絵も魅力的で、次のページを捲るのが楽しみで仕方ない。ただの騙し絵ではなくて、物語が感じられるところがすごく好き。 絵に添えられた文章も素敵で、それぞれの絵ごとに絵本が作れるのでは…続きが読みたくなってしまうのが玉に瑕?かもしれない。
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前2作が気に入ったので、図書館で借りた。(YAに分類されていた。) ここは、どこにつながっているだろう。 さあ、どこでもない場所へ。 表紙の絵はどうかなぁと思ったけれど、裏表紙の絵はいい感じだったので、期待できそうだと思いながら、どこでもない場所へ向かう。 どうしてこうなるかな、同じモチーフだな、と思うものもあったけれど、パワーアップしていると感じた。 本の絵とチェスの絵では、風刺がきいていて、文が有効だと初めて思った。 貝の絵では、夢の浮遊感が感じられたし、カーテンの絵では、なぜか『レキシントンの幽霊』を思い出した。
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どこでもない幻想的で不思議で夢の中で見たような場所。 『ほら、ここは船が過去のよりどころ。 水平線は未来のおきどころ。』 この言葉でどんな場所が想像できますか。
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