文学の風景都市の風景 の商品レビュー
『墨東綺譚』を読んだとき、どうしても永井荷風が歩いたように寺町を歩いてみたくなったことがありました。 後年、大人になってからその思いは果たしましたが、まるで迷路以外の何ものでもない寺町を描いたこの小説を、佐藤義雄はこともあろうかユートピア小説だと言うのです。 それよりなにより...
『墨東綺譚』を読んだとき、どうしても永井荷風が歩いたように寺町を歩いてみたくなったことがありました。 後年、大人になってからその思いは果たしましたが、まるで迷路以外の何ものでもない寺町を描いたこの小説を、佐藤義雄はこともあろうかユートピア小説だと言うのです。 それよりなにより、最初この本を読んだとき、一瞬、前田愛の『都市空間のなかの文学』を読んでいるような錯覚を覚える ・・・・・書きかけ・・・・・
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