ベイジン(上) の商品レビュー
ハゲタカの真山仁氏の中国、原発、オリンピックを素材とした小説。福島原発事故の情報を知っているからこそ分かるリアリティー。是非 ご一読あれ。
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月間の文藝春秋2011年5月号の300ページに、東北の震災のあとの特集として「われらは何をなすべきか」というのがあり、そのなかの論者の一人として著者による文章がある。その文章を読んで、文庫本(上・下)を買ってきた。なかなか読み応えがありました。
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ずっと読もうと思っていてなかなか手をつけていなかった作品。 ハゲタカファンとしては見逃せない。 あらすじは、北京オリンピック直前の中国で原発建設の指揮をとる日本人と、その責任者の中国人の話。 トピックとしては、主に原発と中国の政治。 前半は、中国で人を扱うのが以下に...
ずっと読もうと思っていてなかなか手をつけていなかった作品。 ハゲタカファンとしては見逃せない。 あらすじは、北京オリンピック直前の中国で原発建設の指揮をとる日本人と、その責任者の中国人の話。 トピックとしては、主に原発と中国の政治。 前半は、中国で人を扱うのが以下に難しく、その中で重要な物はなにかというヒューマン的要素が強かった印象。 序章として原発の予備知識やら、付箋がたくさん出てくるので、サクサクどんどん読みました。 内容等の評価については下巻のレビューで。
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こちらも原発を題材とした小説。舞台は中国。北京オリンピックを背景にした作品です。真山仁ファンの方はこちら!
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中国の威信を賭けた北京五輪の開幕直前。開会式に中継される“運転開始”を控えた世界最大規模の原子力発電所では、日本人技術顧問の田嶋が、若き中国共産党幹部・〓(とう)に拘束されていた。このままでは未曾有の大惨事に繋がりかねない。最大の危機に田嶋はどう立ち向かうのか―。時代の激流と人間...
中国の威信を賭けた北京五輪の開幕直前。開会式に中継される“運転開始”を控えた世界最大規模の原子力発電所では、日本人技術顧問の田嶋が、若き中国共産党幹部・〓(とう)に拘束されていた。このままでは未曾有の大惨事に繋がりかねない。最大の危機に田嶋はどう立ち向かうのか―。時代の激流と人間の生き様を描く著者の真髄が結実した大傑作。
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・中国と日本の違い ・命をはってまで打ち込める仕事はあるか? ・原子力 ・「あんた死ぬ気だね」 ・真山さんの作品は面白いけど、大体キャラが一緒になる
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
年始1発目として購入。 所謂中国の腐敗政治の裏側と、 原子力発電産業について分かりやすく描写されていた。 反目し合う2人が困難を乗り越えながら徐々に認め合う構図は 何となく福井晴敏作品に通じるものがあった。
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大地の子を連想させるようなストーリーだが、登場人物ごとのストーリー展開が乱立していて少々読みにくい。 クライマックスは盛り上がるのに・・・結末が中途半端でもったいない。ハゲタカには劣る。
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ハゲタカと比べてしまうが、上下を読みきると最後にガツンとくる。 「レッドゾーン」でも中国が描かれていた。 映画「ハゲタカ」は「レッドゾーン」をベースに作られている。 そういう意味で、真山仁と中国に違和感はない。 北京五輪と原発をテーマとし、徹底して中国文化や中国人を描く。...
ハゲタカと比べてしまうが、上下を読みきると最後にガツンとくる。 「レッドゾーン」でも中国が描かれていた。 映画「ハゲタカ」は「レッドゾーン」をベースに作られている。 そういう意味で、真山仁と中国に違和感はない。 北京五輪と原発をテーマとし、徹底して中国文化や中国人を描く。 原発や中国人のことがよくわかる。
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中国ってこうなんだよな~と、ちょっと仕事を思い出したりして読みました!読んでるうちにどんどんハマっちゃう。
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