ルネサンスの巨匠たち の商品レビュー
ルネサンスの巨匠11名の個性溢れる、作品と様々な人生。 ルネサンスとは? プロト・ルネサンス・・・ジョット 初期ルネサンス・・・ブルネレスキ、ドナッテロ、マザッチョ、 ウッチェッロ、フラ・アンジェリコ、 フィリッポ・リッピ、ボッティチェリ 盛...
ルネサンスの巨匠11名の個性溢れる、作品と様々な人生。 ルネサンスとは? プロト・ルネサンス・・・ジョット 初期ルネサンス・・・ブルネレスキ、ドナッテロ、マザッチョ、 ウッチェッロ、フラ・アンジェリコ、 フィリッポ・リッピ、ボッティチェリ 盛期ルネサンス・・・レオナルド・ダ・ヴィンチ、 ミケランジェロ、ラファエロ オールカラーの作品画像と個性あるイラストがたっぷり。 ルネサンス期芸術家年代グラフ 師弟・友人・ライバル相関図 巨匠たちの悪魔表現比較・・・等々の面白知識が楽しい。 参考文献、コラム有り。 ルネサンスとは?ヴァザーリの『芸術家列伝』を基に、 ルネサンスの画家たちの作品と人生を楽しく紹介。 前時代のビザンチン美術とルネサンスとの比較、 プロト・ルネサンスから盛期ルネサンスまでの流れと、 位置する芸術家たちの作品や略伝が分かり易く、 エピソードもたっぷり盛り込み、楽しいイラストと共に、 紹介されています。ルネサンス入門書としても良い内容です。 また、ルネサンスと言えば、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、 ラファエロが目立ちますが、『芸術家列伝』を基にと いうこともあり、他の芸術家についても紹介されています。 ライバル関係ガチガチのブルネレスキVSギデルティ。 清廉で信仰第一の画僧、フラ・アンジェリコがいれば、 スキャンダルな破戒僧、フィリッポ・リッピもいる。 そして『芸術家列伝』の著者ヴァザーリも。 それぞれ個性溢れていて、実際の作品を鑑賞してみたくなります。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これは楽しいよね! 写真やイラストも満載だし、年表もあるし。後醍醐天皇とジョットが同世代だなんて、この本に出会わなかったら、きっと一生気づきませんでした。 フィレンツェ旅行前の予習にもバッチリだと思います。 個人的には、白水社のUブックスから、ヴァザーリの『芸術家列伝』が出ていることを知れたのが、大きな大きな収穫〜!
Posted by
ジョルジョ・ヴァザーリ(1511−1574)の「芸術家列伝」をもとにルネサンス期の芸術家をイラストで紹介している。 プロトルネサンスのジョット(1266頃−1337)から盛期ルネサンスの3巨匠(レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ・ボナーティ、ラファエロ・サンティ)までの...
ジョルジョ・ヴァザーリ(1511−1574)の「芸術家列伝」をもとにルネサンス期の芸術家をイラストで紹介している。 プロトルネサンスのジョット(1266頃−1337)から盛期ルネサンスの3巨匠(レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ・ボナーティ、ラファエロ・サンティ)までの芸術家をわかりやすく解説してある。 サンタ・マリア・デル・フィオーレの大聖堂(ドゥオーモ)のクーポラとランタンを建築したフィリッポ・ブルネレスキ(1377−1446)はすごい。数年前にフィレンツェに行き実際に登ったことがある。 ドナテッロ(1386頃−1466)のマグダラのマリア」とサンタ・マリア・デル・カルミネ教会ブランカッチ礼拝堂の壁画装飾(夢の共演:マザッチョ、マゾリーノ、フィリピーノ・リッピ)を見てみたい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
マンガもあって読みやすい。知らなかった芸術家も紹介されているがどれも個性が強い人々だ。これからは無名(日本だけかもしれない)の芸術家でも作品は素晴らしいかもしれない。美術館に行ったらじっくり見よう。
Posted by
キャラ付けし、漫画化することで、教科書的な知識が肉付けされる。同時代人を描いた様々な漫画・小説作品への補完にも良い。
Posted by
ヴァザーリ『芸術家列伝』をさっくり漫画化。ヴァザーリの書いたことは全てが真実とは言えないが、それでもよく紹介されてると思う。初期から盛期ルネサンスの流れがわかるのもいいし、ルネサンス三大巨匠以前の芸術家の紹介があるのもいい。ヴァザーリの本文も読んでみたくなるな。
Posted by
可愛いイラスト、簡潔なページ設定でとても分かりやすかったです。一人一人に焦点をあてても結構な人数の画家さんがいたなぁ。ボッティチェリにふいたw
Posted by
- 1