タロット・ウォーズ(文庫版)(5) の商品レビュー

氷室奈美(著者)

2022/12/03

文庫版「タロットウォーズ」最終巻。
なによりラストシーンがいいよ。結局のところ、自分がメガテン好きになったのも神様ぶっ倒すぜ！が好きだからですし。

なにかよくわからないけども、「いい」とされているものもいうことをまじめにきいてほめられて、でもそれはせまいしゃかいだけでつうようすることであって。

鬱屈した気持ちがあったのだろうな。こういう感情って、自分の境遇変えたくて一発逆転ねらってカルトにハマってゆくのの、始まりなのかもしれないなぁ、と今では思う。
そうでなく今暮らしているのは、人付き合いが嫌いなせいかなぁ。自分の鬱屈した感情を誰かと共有したいとか、他人に発散したいとかじゃなくて、漫画や小説の世界に入ることで消化できていたからかもしれない。
それはそれで、内圧が溜まりまくって爆発していたかもしれない。なんか紙一重だったのか、これまでの自分は。

なんか10代の頃の思い出になると、暗い部分しか出て来ないんだよなぁ。もっと、明るい思い出とかないのだろうか。ねぇ。