武家の歴史 の商品レビュー
一口に「武家」といっても、そのイメージはさまざまである。鎧甲に身をかため大音声で名乗りをあげる武家。剣の力を売って生活する浪人もまた武家である。武家の発生、そのあり方の変遷をたどり、支配者としての武家の本質を明らかにし、さらに、今日なお私たちの意識の中に残る恩・義理といった道徳観...
一口に「武家」といっても、そのイメージはさまざまである。鎧甲に身をかため大音声で名乗りをあげる武家。剣の力を売って生活する浪人もまた武家である。武家の発生、そのあり方の変遷をたどり、支配者としての武家の本質を明らかにし、さらに、今日なお私たちの意識の中に残る恩・義理といった道徳観の根源をさぐる。(1967年刊) ・まえがき ・一 初期の武家 ・二 中世の武家 ・三 室町時代の武家 ・四 近世の武家 ・五 武家の消失 ・あとがき 初版は、約50年前であり難解な本である。非常に苦痛であったが、なんとか読了した。昔の教養人は苦にしなかったんだろうか。
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