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書物法廷 の商品レビュー

3.4

12件のお客様レビュー

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2020/01/09

シリーズ3作目。うっかり2作目を飛ばして読んでしまったけれど特に支障なし。 今作もヒトラーやチャーチルなど歴史上の有名人や出来事を絡めつつ、その裏に隠された、ありそうでなさそうな話を軸に展開していく。 毎話繰り返されるル・シャスールの容姿や書物狩人の説明が冗長な気もするけれど...

シリーズ3作目。うっかり2作目を飛ばして読んでしまったけれど特に支障なし。 今作もヒトラーやチャーチルなど歴史上の有名人や出来事を絡めつつ、その裏に隠された、ありそうでなさそうな話を軸に展開していく。 毎話繰り返されるル・シャスールの容姿や書物狩人の説明が冗長な気もするけれど、シリーズものの短編なので仕方ないのかな。 そして、ル・シャスールの無敵感がすごい。裏の裏をよみ、常に先手を打っていく。 最終話ではそんな彼の仇敵が登場。偽書製作の名手ミスター・クラウン。個人的な因縁もありそうなので、次作に期待したい。

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2015/07/11

書物狩人シリーズの3作目。短編なので集中力にかけてても面白く読ませてもらった。なんか因縁の相手みたいなのが出てきてさらなる展開がありそうな感じ。

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2013/03/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

英国の戦時宰相チャーチルの日記に隠された謎をめぐってネオ・ナチと取り引きする ル・シャスール。罠を張る書物偽造師。

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2012/02/10

違和感の正体や?主人公の慇懃無礼な話し方が癇に障るのか、或いは殆ど危機にも陥らない完全無欠さに抵抗を感じるのか…『書物シリーズ』を3冊目読んで今更ながらやっと気がついた。ここに登場するのは、題名から私が勝手に思い込んでいた物語を綴った書籍ではなく、本の形に製本された歴史的記録文章...

違和感の正体や?主人公の慇懃無礼な話し方が癇に障るのか、或いは殆ど危機にも陥らない完全無欠さに抵抗を感じるのか…『書物シリーズ』を3冊目読んで今更ながらやっと気がついた。ここに登場するのは、題名から私が勝手に思い込んでいた物語を綴った書籍ではなく、本の形に製本された歴史的記録文章なのである。著者の専門がドイツ近代史であることを考えれば充分は理解できる。近代裏面史として読むべきか?個人的には紀田順一郎『古本屋探偵の事件簿』、出久根達郎 『古本綺譚』、梶山季之『せどり男爵数奇譚』等、本と読み手の愛憎劇が好み。

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2012/01/30

書物狩人シリーズ3作目。 この3作目が一番好きかもです。 相手を還付無きまでに騙してるトコロが 読んでて爽快(^ω^) 特に『笑うチャーチル』は面白かった♪ 『クイナのいない浜辺』は他の作品に比べると しっとりとしたお話しで優しいル・シャスールを 感じれました。 何か敵も...

書物狩人シリーズ3作目。 この3作目が一番好きかもです。 相手を還付無きまでに騙してるトコロが 読んでて爽快(^ω^) 特に『笑うチャーチル』は面白かった♪ 『クイナのいない浜辺』は他の作品に比べると しっとりとしたお話しで優しいル・シャスールを 感じれました。 何か敵も出てきたし、これからは今までとは また違った感じになるのかしらと楽しみですww

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2011/08/13

短編集なのでさらっと読める。が相変わらず主人公に話にイマイチ乗り切れない。敵が出てきて変わるかなぁ?

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2010/10/22

まあ、安定していますね。 赤城毅らしい、はったり-虚虚実実入り乱れた、歴史のなかの"もしも" を提出して物語を展開している。 特にラストの話は現実にあるかもって思うような、話でしたね。 次への引きも出てきて次作が楽しみです。

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2010/07/27

書物狩人第3弾。相変わらずやってくれる。 最後に、書物偽造師の帝王と呼ばれる、新たな敵も現れたし、また読んでしまいそう。

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2010/07/06

いろいろ学べそうなお得感満載の作品。 なにやら意味ありげな最後でした。 どこか哀愁漂う「クイナ…」や 決定的なポカを相手がやる「奥津城…」とかは なかなか読んでいて面白かったです。 それにル・シャスールの完璧さにも ホレボレしますし。 できすぎた感があるけれども この作品はで...

いろいろ学べそうなお得感満載の作品。 なにやら意味ありげな最後でした。 どこか哀愁漂う「クイナ…」や 決定的なポカを相手がやる「奥津城…」とかは なかなか読んでいて面白かったです。 それにル・シャスールの完璧さにも ホレボレしますし。 できすぎた感があるけれども この作品はできすぎていても問題なし。

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2010/06/10

[ 内容 ] 世にでれば、国を、政治を、歴史を揺るがしかねない秘密をはらんだ本を、合法非合法を問わず、あらゆる手段を用いて入手する、書物狩人。 爆弾テロリストが生涯探し続けた本、ネオ・ナチ組織が狙う日記。 稀覯本に隠された物語と謎を読み解く書物狩人に、その遂行を妨げる不倶戴天の敵...

[ 内容 ] 世にでれば、国を、政治を、歴史を揺るがしかねない秘密をはらんだ本を、合法非合法を問わず、あらゆる手段を用いて入手する、書物狩人。 爆弾テロリストが生涯探し続けた本、ネオ・ナチ組織が狙う日記。 稀覯本に隠された物語と謎を読み解く書物狩人に、その遂行を妨げる不倶戴天の敵が現れる。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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