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アメリカから自由が消える の商品レビュー

3.9

23件のお客様レビュー

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2019/01/31

堤未果氏の5年前に書かれた本。アメリカという国の影の部分を紹介。9・11以降のテロ容疑者、ブラックリスト、同じ名前だけで飛行機に乗れない、監視されているという話。

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2018/11/12

アメリカが今、向かっている方向を指し示す本。日本も、この後を追うのだろうか? そうでないことを祈りたい。日本人の潜在意識に期待して。

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2016/01/10

一気に読まない方が良い本。はじめに、から、おわりにまで30見出しが挙げられているが、できれば二つ三つ読んだところで休憩をした方がいい。内容が強烈なので、鵜呑みにする危険があるからだ。けれど世界中が徐々にこの方向へ動いて行っているような感じは分かる。すでに監視カメラには多くの人が慣...

一気に読まない方が良い本。はじめに、から、おわりにまで30見出しが挙げられているが、できれば二つ三つ読んだところで休憩をした方がいい。内容が強烈なので、鵜呑みにする危険があるからだ。けれど世界中が徐々にこの方向へ動いて行っているような感じは分かる。すでに監視カメラには多くの人が慣れっこだろう。 「良かれと思った物が牙をむく」 その点を忘れずにいたい。

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2015/05/21

自由と民主主義を標榜する米国だが、戦時となると手段を選ばない。 9.11以降テロとの戦争中である同国は人権を侵害し、同国憲法違反の疑いの強い愛国法その他の戦時法を制定・適用してきた実情を批判的に記した本書だが、草の根の反政権運動を最後に描くことでバランスを取ろうとしている。 ...

自由と民主主義を標榜する米国だが、戦時となると手段を選ばない。 9.11以降テロとの戦争中である同国は人権を侵害し、同国憲法違反の疑いの強い愛国法その他の戦時法を制定・適用してきた実情を批判的に記した本書だが、草の根の反政権運動を最後に描くことでバランスを取ろうとしている。 大統領就任前は戦時法を強く批判していたオバマ大統領が、政権取得後は擁護、強化する側に転向したのは、政権側でしか触れることのできない何らかの情報があるためか。

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2014/05/03

「アメリカ告発もの」シリーズでお馴染みの著者による、「アメリカ監視社会」の報告。アメリカに住んでいても実感がない問題を掘り起こす感性にはいつも感心するけど、ややマンネリかな。今度はその感性を日本の社会に使って欲しいんだけど、ご主人が参議院議員(川田龍平氏)だと難しいのか。

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2013/04/26

フォトリーディング&高速リーディング。 911以降の米国の全体主義化を克明に記録した感じの本。著者も911当時、ニューヨークで働いていたその時の雰囲気を記している。 特に「テロとの戦い」や「愛国者法」がどのように進行していったかが書いてある。いつの間にか自由を奪われるようなことは...

フォトリーディング&高速リーディング。 911以降の米国の全体主義化を克明に記録した感じの本。著者も911当時、ニューヨークで働いていたその時の雰囲気を記している。 特に「テロとの戦い」や「愛国者法」がどのように進行していったかが書いてある。いつの間にか自由を奪われるようなことは既に日本でも始まっていると言及されているが、それがどのような形かは触れていない。 「ショックドクトリン」のナオミ・クラインの指摘にも言及し、米政府のやり口を分析していて面白かった。 例えば1835年のアメリカ・メキシコ戦争でのアラモ砦の話。1941年のパールハーバー。1964年のトンキン湾事件。1991年のイラク兵の横暴を訴えた15歳少女の証言など。全てやらせとのこと。 オバマの拷問禁止宣言も米国人による・・・、というところがミソで、海外に拷問のアウトソーシングはしているとのこと。 面白かったが、日本のことにも触れたのなら、多少は例示をして欲しかった。星四つ。

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2012/10/27

本の冒頭に記されているアムネスティインターナショナルの職員の言葉、「敵は恐怖そのものではなく、恐怖に気をとられているうちに言論の自由が消えてしまうこと」について一貫して触れつづけている。 テロから国民を守るという名目のもとに、情報の発信・受信が奪われる事が現実に行われているアメリ...

本の冒頭に記されているアムネスティインターナショナルの職員の言葉、「敵は恐怖そのものではなく、恐怖に気をとられているうちに言論の自由が消えてしまうこと」について一貫して触れつづけている。 テロから国民を守るという名目のもとに、情報の発信・受信が奪われる事が現実に行われているアメリカの実情を描いている。 日本は大丈夫だろうか。

Posted byブクログ

2012/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アメリカ…恐ろしい国…。アメリカ国民の「アメリカは民主的な国だ!」という思いこみを利用して、国家がどんどん法律を改悪し、国民をがんじがらめにして追い込んでいる、そんな風に見えました。ポヤ~っとしていると、民主主義の名の下に、民主的でないものがどんどんとはびこってしまうという恐ろしさ。本当に日本も他人事ではないと思います。

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2012/03/28

堤さんの本を読むといつも思い知らされる。 毎日、新聞やニュースを見ているはずなのに、私はアメリカのことを何も知らない。

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2012/03/07

911の後、どれくらいアメリカで表現の自由が脅かされているかを描きます。経済の世界では、カネカネでもオープンな気がしますが、政治・社会では…

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