社会言語学図集 改訂版 の商品レビュー
読み切るのに三ヶ月も使ってしまった…。 日中英のポリグロットで書かれた論文集。 初版が2010年、改訂版が2014年。 出展論文が古いもので1952年、新しいもので2009年。ボリュームゾーンが1990年後半から2005年ほど。 社会情勢を反映する中身であるために、更新にフ...
読み切るのに三ヶ月も使ってしまった…。 日中英のポリグロットで書かれた論文集。 初版が2010年、改訂版が2014年。 出展論文が古いもので1952年、新しいもので2009年。ボリュームゾーンが1990年後半から2005年ほど。 社会情勢を反映する中身であるために、更新にフィールドワークを伴う論文については、この古さが気になってしまう。 中身ではなく、体裁から見てみる。 日本語母語話者が書いたと思われる論文がほとんどで、英訳に違和感があるものの、頻出単語や連語が参考になる。巻末の三言語述語対象表は、役立つと思われる。 社会言語学の本をしっかり読むのはこれが初めてで、なんともまぁ、テーマにできる対象が広く、果てしなく感じられた。 多様化が求められるこれからの日本を思うと、言語接触・計画の研究が重要になってくると感じた。 言語変種、この分野だけはよく分からない。学問としてどういう位置付けなのか。
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放送大学でダニエル・ロング先生の「日本語からたどる文化」を受講して、とても興味深い内容だったので、同先生の面接授業も受講しました。その際の指定図書だったので購入。 興味深い調査データが載っていて楽しく読み終えることができました。また、今後の「調べ学習」のヒントをたくさん貰えました...
放送大学でダニエル・ロング先生の「日本語からたどる文化」を受講して、とても興味深い内容だったので、同先生の面接授業も受講しました。その際の指定図書だったので購入。 興味深い調査データが載っていて楽しく読み終えることができました。また、今後の「調べ学習」のヒントをたくさん貰えました。
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