淀君の黒ゆり の商品レビュー
両手足には五寸釘が打ち込まれ、歯にはお歯黒が塗られていた。堀井家江戸留守居役の金井だった。毒殺された女性の亡骸と白百合、「絵本太功記」に記されたクロユリ・・・・圭助は、闇に葬られた藩の不祥事の真相に迫る。
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内容(「BOOK」データベースより) 側用人の岸田正二郎が治療に訪れ、大名家で起きた不可解な事件の調べを桂助に命じてきた。堀井家江戸留守居役である、金井が殺害されたという。金井の両手足には五寸釘が打ち込まれており、なぜか歯にはお歯黒が塗られていた。岸田の知らせで、次いで善石寺を訪...
内容(「BOOK」データベースより) 側用人の岸田正二郎が治療に訪れ、大名家で起きた不可解な事件の調べを桂助に命じてきた。堀井家江戸留守居役である、金井が殺害されたという。金井の両手足には五寸釘が打ち込まれており、なぜか歯にはお歯黒が塗られていた。岸田の知らせで、次いで善石寺を訪れた桂助は、毒殺された女性の骸と白いゆりの花を発見する。これを聞いた志保は、「絵本太閤記」に記された淀君と寧々を巡る黒ゆりの話をした。そして住職から、闇に葬られた藩の不祥事があったことを聞き、桂助は真相に迫っていく。表題作ほか、桂助の推理が冴え渡る、人気書き下ろしシリーズ第十弾。 平成31年2月13日~17日
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宿敵岩田屋がいなくなり、痕跡も残らなくなったので今度はどんなふうに続けるのかと思ったら、桂助の事件解決能力を使って庶民が入れない武家の問題を解決していくことになったようです。 一橋の人の女好きは相変わらずですが、もちろん史実じゃないですよね?
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第十弾 将軍家との係わりは終わり、市井に生きる口中医として色々な事件に関係していくのか。 登場人物は特に変化なく、短編四話気楽に読める。 淀君とおねの黒ゆり騒動、史実かどうか知らないが、佐々成政との関連で描かれているのが?
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