趣味は何ですか? の商品レビュー
何もしていない状態で、気持ちが充実してくる。 するべきことをしていると言うのは自分の非を認めない人が言いがちなこと。
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趣味というものと、それに没入する人を、敬意を持ちながらバカにするような、なんとも味わいのある本。冒頭の、就職活動中の学生のいう、自分を演出するための「趣味」には確かに僕も嫌な気持ちを覚える一方、そうではなくて、おかしな「趣味」にハマる人は、僕はわりと共感する。のだけど、著者は違う...
趣味というものと、それに没入する人を、敬意を持ちながらバカにするような、なんとも味わいのある本。冒頭の、就職活動中の学生のいう、自分を演出するための「趣味」には確かに僕も嫌な気持ちを覚える一方、そうではなくて、おかしな「趣味」にハマる人は、僕はわりと共感する。のだけど、著者は違う。最後に山登りを勧められて、私は登りたくありません、といってしまう。 趣味とは何かするものではなく、何もしないでいる中にある、というソフトのようでいてすごいオチ。僕は多分多趣味なんだけど、しかしそれは、非常にわかる気がします。
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趣味にはまってる人達。いや~色々あるな~ 2012.12.1
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これといった趣味を持たない人のひとりとして、ときおり入る筆者の気持ちにとても笑えた。消印収集や階段までいくともうそれは「マニア」だろうと、自分とは別世界の話としてそれはそれで楽しめた。読んだからといって趣味が見つかる本じゃないが、これだけの「趣味」を、取材とはいえ体験した著者が最...
これといった趣味を持たない人のひとりとして、ときおり入る筆者の気持ちにとても笑えた。消印収集や階段までいくともうそれは「マニア」だろうと、自分とは別世界の話としてそれはそれで楽しめた。読んだからといって趣味が見つかる本じゃないが、これだけの「趣味」を、取材とはいえ体験した著者が最後には「趣味とは何かをすることではなく、何もしないでいる中にあるのではないかと私は思うに至りました」と言っちゃうんだから、仕方ないよね。
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この本は、自称無趣味の著者がいろんな趣味に嵌まっている人にインタビューしたり、実際に体験した結果を綴ったエッセイです。 登場するのは、鉄道マニア、航空ファン(航空無線)、寺社巡り、切手収集、郵便消印スタンプ収集、蕎麦うち、ヨガ、環境マニア、防災マニア、カメ飼育、ボウリング、ゲーム...
この本は、自称無趣味の著者がいろんな趣味に嵌まっている人にインタビューしたり、実際に体験した結果を綴ったエッセイです。 登場するのは、鉄道マニア、航空ファン(航空無線)、寺社巡り、切手収集、郵便消印スタンプ収集、蕎麦うち、ヨガ、環境マニア、防災マニア、カメ飼育、ボウリング、ゲーム、茶道、スターの追っかけ、ガーデニング、登山などで様々な趣味に打ち込む人々が紹介されています。 趣味というのは基本的に「暇つぶし」であって、持て余す時間をどう埋めるかということから発生したそうです。日本では江戸時代の士農工商の階級制度の中で趣味人が増えました。農工商に属する人達は生きていくために仕事があり、趣味をやる時間が無いのですが、武士はお役人なのでヒマが多い。彼らが持て余すヒマをいかに楽しむかというところから、趣味という習慣ができたわけです。 趣味に嵌まる人は、ただ漠然とやる人はほとんどいなくて、それぞれ独自の動機や考えがありその道ではかなり詳しい。でも趣味に打ち込む理由には、??が付くような人も少なくないようです。 退職して持て余す時間をいかに過すかというのが中高年のテーマ。若者は自分の趣味の分野で、あまり目立たなくてもいいから「認められたい」という欲望が趣味に走らせるわけです。なので、同じ分野の仲間が増えてくると存在感が無くなり、違う分野に移っていく人もいる。一方、ひたすらマイペースの人も居て、そういう人は自分の満足が重要で他人を気にしない人もいたりする。でもそういう人は独特の価値観があって、無趣味の一般人には、なかなか理解してもらえないことが多い。 興味があったのは、航空マニアの世界です。航空雑誌の編集者によると、飛行機に流れる人には現在2つの流れがあって、ひとつは鉄道からの移転組、もうひとつはガンダム等のアニメ、マンガの影響からの流れがあります。鉄道組はマニアの数が増えすぎて自分の領域を無くした人が、飛行機でもやるか(まだ少数派だから)とやり始める人たち。インタビューしたマニアは飛行機写真をやっていたけど、マニアが増えすぎたので今は航空無線を楽しんでいる。 マニアは増えすぎるとマニアにならないという宿命があります。 また、戦争アニメものから軍事に興味を持つ若者は、戦争をイメージでしか捉えられないので、軍用機も自衛隊員もアイドル感覚で見ているらしい。中高年とは、別次元で軍事を捉える若者が増えているということかもしれないです。 一口に趣味と言ってもいろいろあって奥が深いです。この著者もいろんな趣味人にあって、趣味をやる動機や理由に対して不思議に思うことが多数あり、とにかく数多くの素朴な疑問を趣味人にぶつけていますが、最後まで納得できない感じです。 まあとにかく、世の中にはいろんな趣味人がいるもんだなと思わせるルポで,とても参考になりました。
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オモシロかったです 趣味とは 第三者から見て認識されるもののような 気がしてきました やっている本人は なんだか良く分かっていない 履歴書に書いてある趣味欄に オモシロいことが書いていないのは 自分で書かなくてはいけないからなのですね 誰かに決めてもらうと オモシロいことが書けそ...
オモシロかったです 趣味とは 第三者から見て認識されるもののような 気がしてきました やっている本人は なんだか良く分かっていない 履歴書に書いてある趣味欄に オモシロいことが書いていないのは 自分で書かなくてはいけないからなのですね 誰かに決めてもらうと オモシロいことが書けそうです 切手収集の方の 趣味=続けること に趣味の定義を見出しました はじめてしまったからには… 読後は じゃ、わたしも何か ということで 再び おトイレに 「反切表」を貼り出してみました
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「趣味」を探してさまざまな事を次々に試していく趣味追求本というよりマニア探索本かなあ?途中つい吹き出してしまったりするほど趣味の道は複雑多岐に渡っていて実に興味深かった。面白かった〜〜☆しかし趣味ねえ…一応無難に「読書、旅行」と答えているけれど、改めて聞かれると案外困るかなあ。
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たなぞうの自己紹介にも「趣味」として色々書いていますが、「何をもって趣味と言うのか」と問われたならば、答えに窮するのでしょうね。趣味とは本来、英語のtasteを日本語にしたものだそうで、hobbyなどと軽々しいものではないということは、読み進むうちに納得致しました。ヨガの項は、い...
たなぞうの自己紹介にも「趣味」として色々書いていますが、「何をもって趣味と言うのか」と問われたならば、答えに窮するのでしょうね。趣味とは本来、英語のtasteを日本語にしたものだそうで、hobbyなどと軽々しいものではないということは、読み進むうちに納得致しました。ヨガの項は、いろんな意味で一読する事をオススメ致します。では。
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「趣味は何ですか?」という自己紹介の定番であるその質問が苦手なのは、単に私が無趣味な人間だからである。語るような突出した興味も特技も特異も、全く持ち合わせていないので、返答に窮し、いつも適当にはぐらかしてきた。だからこそ、この直球勝負の題名に惹かれ、この本を手に取った。 この筆者...
「趣味は何ですか?」という自己紹介の定番であるその質問が苦手なのは、単に私が無趣味な人間だからである。語るような突出した興味も特技も特異も、全く持ち合わせていないので、返答に窮し、いつも適当にはぐらかしてきた。だからこそ、この直球勝負の題名に惹かれ、この本を手に取った。 この筆者も、私と同じ無趣味人だ。講演会でつい趣味を聞かれて答えられずに恥ずかしい思いをしたことから、自身の趣味を見付ける旅に出るという内容だが、趣味を見付けるというのがおかしい。筆者には趣味は作るものでなく、見付けるものであるらしい。この本が面白く成立しているのは、こういった筆者の魅力が大きいからに思われる。無趣味人として、体験する様々な趣味になんら深い知識を持たず、読者と同じ素人目でその趣味を味わい、尋ねられてはたじたじとなって、自己の考えを述べる。ちょっと笑ってしまいながらも、初めて聞く趣味にへぇ、と何度も思った。 それにしても、世の中には色々な変わった趣味がある。これからでも、無趣味人は趣味を見つけるべきなのだろうか。
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『続けられるということは、楽しいはずです。楽しくなければ続けられませんから。』 ヨガの話や、太陽光で作る電気の節約やら、面白い話がテンコ盛りで、笑いっぱなし。
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