松下幸之助から未来のリーダーたちへ の商品レビュー
最近、小さいプロジェクトのリーダーを任されるようになった。 そのなかでリーダーとは何か、そしてその先のリーダー(経営者)とは何かを考えたく、この本と手に取った。 全体感として、昭和の時代を生きた松下さんの金言は詰まっているのでリーダーの姿勢や態度として参考になる部分もあるが、令...
最近、小さいプロジェクトのリーダーを任されるようになった。 そのなかでリーダーとは何か、そしてその先のリーダー(経営者)とは何かを考えたく、この本と手に取った。 全体感として、昭和の時代を生きた松下さんの金言は詰まっているのでリーダーの姿勢や態度として参考になる部分もあるが、令和の時代にそぐわない古い考え方もあると感じた。 参考になる態度や考えは吸収し、参考にならない箇所は読み流すのが良さそう。 以下、参考になった部分のメモ。 ・組織の長はすべての責任を持つ ・自分の能力を適切に見極める ・すべてを自分の責任として反省する ・地位より役割を認識する ・徹底的に自主責任で行動する ・まず願う ・名人となるコツは好きかどうか ・だれにも負けない熱意を持つ ・不十分な提案を受け入れ、採用する ・私情を挟まない信賞必罰を行う ・確固たる事業観、社会観を持つ ・目標を言語化し、共有する ・身をもってはんを制する ・不安もまた良しと、大きな心を持つ
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「”もし転んでも、そこに転がっているものをつかんでやり直そう”という積極性、根性をもつ」 この積極性、この根性、今の自分になかった。 思う通りに進まない現状に一人悩んでいたけれど、この言葉に自分が恥ずかしくなりました。 そして、「何ごとも結構という気持ちが大切」の言葉で気持ちが非...
「”もし転んでも、そこに転がっているものをつかんでやり直そう”という積極性、根性をもつ」 この積極性、この根性、今の自分になかった。 思う通りに進まない現状に一人悩んでいたけれど、この言葉に自分が恥ずかしくなりました。 そして、「何ごとも結構という気持ちが大切」の言葉で気持ちが非常に楽になりました。 これからは「何ごとも結構」と現状を素直に受け入れ、「転んでも何かを掴んでやろう」という積極性と根性をもっていこうと思いました。
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松下幸之助さんの格言というか名言集の解説本であり、大変参考になる教訓を勉強出来た。 もう一度二度読み直したい。
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経営の神様と言われた方の言葉はやはり含蓄があるとおもった、これからの時代に、そのまま当てはまるかは色々だから、なんと言えないけど。
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エピソードと名言がたっぷり。松下幸之助入門にはとても良いと思う。松下幸之助ならではのとても「日本人的」なエピソードだから同じ経営でも心を打つではなく心が温まるお話が多かった。
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松下幸之助さんの教えが素晴らしいから、語録をまとめた本もたくさん出ているのだとは思う。いつの時代にも当てはめられること、現代ではそのテンポは許されないのでは、と思うことが読んでいて感じられた。
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現在のパナソニックの凋落は日本人として悲しいものもありますが、事実としてこのあとも受入、見届けなければいけません。創業者である松下幸之助氏からは経営者として学ぶべき点がたくさんあります。この本からもたくさんの学びを得られました。皆さんにも是非おすすめしたい一冊です。
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定番中の定番、松下幸之助先生に関する本。 経験自体に差があるわけでは無く、その経験から生まれた感動の大小がその経験を左右する。だから大きな感動を得られる様に、感受性を日々磨かねばならない…正にその通り。 歳を重ねれば重ねる程、反省が多くなってるのは良い事なのかな…。(笑
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松下幸之助さんの考え方はすごくいいと思います。この本では、『責任を果たす』、『熱意を持つ』、『衆知を集める』、『人を育てる』、『先頭に立つ』、『みずからを高める』の6つの章に各項目が分けられて構成されています。項目の中では、社員や取引先の相手に対して、松下氏がどのように言葉をか...
松下幸之助さんの考え方はすごくいいと思います。この本では、『責任を果たす』、『熱意を持つ』、『衆知を集める』、『人を育てる』、『先頭に立つ』、『みずからを高める』の6つの章に各項目が分けられて構成されています。項目の中では、社員や取引先の相手に対して、松下氏がどのように言葉をかけ、その意図はどうだったかについて書かれています。 経営者として、どのようなことを心がければいいのかということで『未来のリーダーたちへ』というタイトルになっているのだと思いますが、書かれていることはどんな立場の人にでも通用するような気がしました。『責任を果たす』という部分は会社である程度の地位にある人には必要な心構えであると思うし、『人を育てる』という部分は新人教育を担当しているような人も読んでいて参考になると思います。『熱意を持つ』という部分は夢を追いかけている人は誰でも勇気になるようなことが書かれていると思うし、『みずからを高める』という部分は学校の授業で教えてもいいのではないかと思うくらい生きていく上で心がけたいと思うことが多く書かれています。 本の中で、松下電機は社員を育てることに重点を置いていたということが書かれています。本1冊になるくらい、社員とこういうやりとりをしたということが残されているので、それは言葉だけじゃないということがよくわかります。そのため、『人を育てる』という部分は、本当にいいエッセンスが詰まっていると思います。 『部下の根本的な資質を見極め、生かす』『部に応じた人を求める』という項目が『人を育てる』という章の中にあります。これは、今の社会ですごく必要なことじゃないかなと思います。人間はどうしても人の短所ばかりを気にしがちです。それと同じで、いい人を集めようとして採用された人が期待外れだとがっかりして嫌になります。これはどちらも相手の長所を見落としているということだと思います。相手の長所を探して、それを仕事に生かせるようにしてあげること、それは今の会社に求められているのではないでしょうか。 もちろん、短所ばかりを見ないで長所を見るというのは、人間関係を構築する上でも必要なことだと思います。長所をたくさん見つけてあげれば、次第に嫌な部分がそれほど気にならなくなると思います。それは、相手を受け入れるってことなのかなと思いました。
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松下幸之助氏の名言、エピソードがわかりやすくまとめられています。読みやすくて心に響きました。 ”やはり衆知というものは、集めるというよりも、集まってくるというのが、より自然で好ましい姿であろう。そのためには、衆知を集めなくてはならないという心持ちと、それにふさわしい謙虚な態度をい...
松下幸之助氏の名言、エピソードがわかりやすくまとめられています。読みやすくて心に響きました。 ”やはり衆知というものは、集めるというよりも、集まってくるというのが、より自然で好ましい姿であろう。そのためには、衆知を集めなくてはならないという心持ちと、それにふさわしい謙虚な態度をいつまでももっていることが大切なのだと思う。”というフレーズには特に感銘を受けました。謙虚な姿勢と衆知を集めようとする意欲を持つことを肝に銘じます。
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