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あのとき始まったことのすべて の商品レビュー

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89件のお客様レビュー

  1. 5つ

    27

  2. 4つ

    31

  3. 3つ

    22

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2010/12/01

どこから始まったのか・・・ すべての過去が今につながってきている。 最後、これからもどんな形にせよ続いていく!という感じがすてき。 胸がきゅんとなります。 もうキュンキュンすることに、縁遠いなあ 門前さんすきだな。

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2010/10/03

中学3年生のとき、席が隣同士で仲の良かった岡田くんと石井さん。中学校を卒業して10年間会ったことの無かった二人は、共通の知人に連絡を取り合ってもらい再会することに。久しぶりに会った二人は意気投合したものの、石井さんが仕事で遠くへ離れなければならないことが分かり・・・中学時代と10...

中学3年生のとき、席が隣同士で仲の良かった岡田くんと石井さん。中学校を卒業して10年間会ったことの無かった二人は、共通の知人に連絡を取り合ってもらい再会することに。久しぶりに会った二人は意気投合したものの、石井さんが仕事で遠くへ離れなければならないことが分かり・・・中学時代と10年後の社会人として働く日々が交互に出てきて進行します。中学時代に二人と席の近かった柳くんや白原さんを含めた4人を中心とした、優しさと切なさが同居した物語。会話が軽快で楽しいです。(2010.4.18)

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2010/09/29

あのとき始まったことのすべてが今に繋がっている。 だから今のひとつひとつを大切にしたいなあと思った。 最後まで、綺麗に繋がっていて、なるほど、なるほどと思った。 「僕の好きな人がよく眠れますように」でも思ったけど、 中村航の言い回しというか表現がすごく、好き。 読んでて楽しい。...

あのとき始まったことのすべてが今に繋がっている。 だから今のひとつひとつを大切にしたいなあと思った。 最後まで、綺麗に繋がっていて、なるほど、なるほどと思った。 「僕の好きな人がよく眠れますように」でも思ったけど、 中村航の言い回しというか表現がすごく、好き。 読んでて楽しい。 ただの物語じゃないみたい。 好きな人のフードには何かいれたくなった、最後に東京。をつけたり。 中村航、好きだなあと思った。

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2010/09/13

本の中に溢れる空気がたまらなく心地いい。 言葉一つ一つが、とても甘くて優しくて、いとおしいと思う。 ただ、細かいことを言えば、山形から東京へ向かう新幹線が高崎に停まることなどあり得ないのだが…

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2010/08/13

流れるように読めてしまうのは流石。 ストーリーが特別だとかそうじゃないんだけど、中村航さんの場合、どんな平凡な恋愛ももの凄いラブストーリーにしてしまう雰囲気、空気感がある。 中学生の同窓会で10年ぶりに出会った二人が恋に落ちる。 再会した瞬間が “あの時”なのか。 取引先の担当...

流れるように読めてしまうのは流石。 ストーリーが特別だとかそうじゃないんだけど、中村航さんの場合、どんな平凡な恋愛ももの凄いラブストーリーにしてしまう雰囲気、空気感がある。 中学生の同窓会で10年ぶりに出会った二人が恋に落ちる。 再会した瞬間が “あの時”なのか。 取引先の担当が彼女の大学同期だったことが “あの時”なのか。 はたまた中学校の時にはすでに始まっていたのか…。 思い出話からすぐに意気投合してしまう二人だけど、彼女には夢があった。その夢が実現するかもしれない境遇に置いて、片手間の恋愛はできないと身を引いてしまう切ない物語。 胸がキュンとして苦しくて懐かしい…。

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2010/07/30

中村航の作品はストーリーより雰囲気。中学三年の同班仲間が10年後に再開する。若い頃に読みたかったなぁ(笑) 少年時代の煌き、ありふれた優しさと切なさ、青年向け童話みたいな嫌味のなさ。それにしても、確かに携帯があれば共通の知人を通じて人探しって出来そう。初恋の人は今?・・なんちゃっ...

中村航の作品はストーリーより雰囲気。中学三年の同班仲間が10年後に再開する。若い頃に読みたかったなぁ(笑) 少年時代の煌き、ありふれた優しさと切なさ、青年向け童話みたいな嫌味のなさ。それにしても、確かに携帯があれば共通の知人を通じて人探しって出来そう。初恋の人は今?・・なんちゃって(爆)

Posted byブクログ

2010/07/14

"何かが始まるとき" それを描いた物語。 でも実際は"始まり"がいつだなんて正確にはわからない。 でも、それでいいんだと思う。 「始まった」のだから。 こんな関係いいなぁーってキュンキュンしてしまうストーリーです。

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2010/07/09

これはもう素晴らしいですね。 中村航さんの使う言葉は本当に綺麗だと思います。 あたりまえのことに気付ける強さが、この方にはあるとおもう。 構成もとてもよくって、 読んでいてわくわくしました。 切ないけど、切ないだけじゃない。 胸が締め付けられるような物語ではなくて 読んでて胸が弾...

これはもう素晴らしいですね。 中村航さんの使う言葉は本当に綺麗だと思います。 あたりまえのことに気付ける強さが、この方にはあるとおもう。 構成もとてもよくって、 読んでいてわくわくしました。 切ないけど、切ないだけじゃない。 胸が締め付けられるような物語ではなくて 読んでて胸が弾むような、それでも切ない物語。 終わり方も素晴らしかったと思います。

Posted byブクログ

2010/10/22

中学卒業から10年、同級生と再会したら。それもかなり仲の良かった男女が。 いやー、ドキドキする。 修学旅行で一緒に行動した仲間とも再会することになるなんてね~。会おうとか連絡しようと思えばできるものなんだ。 年月が経ったからこそ語られることも。

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2010/06/23

ありきたりな設定なのに、なんでこんなにも新しいかんじがするんだろう。 中学生だった頃の彼らと、8年ぶりに再会した彼らの会話がとてもリアル。 たしかに、あの時私たちもあんなにもくだらないことでたくさん笑って、一見どうでもいいような時間を共有して。 だから、何年経った今だって、同じよ...

ありきたりな設定なのに、なんでこんなにも新しいかんじがするんだろう。 中学生だった頃の彼らと、8年ぶりに再会した彼らの会話がとてもリアル。 たしかに、あの時私たちもあんなにもくだらないことでたくさん笑って、一見どうでもいいような時間を共有して。 だから、何年経った今だって、同じような空気で笑えるんだと、納得させられた作品。 同級生に会いたくなりました。

Posted byブクログ