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荀子(下) の商品レビュー

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2021/05/09

《目次》 巻第十一  彊国篇第十六  天論篇第十七 巻第十二  正論篇第十八 巻第十三  礼論篇第十九 巻第十四  楽論篇第二十 巻第十五  解蔽篇第二十一 巻第十六  正名篇第二十二 巻第十七  性悪篇第二十三  君子篇第二十四 巻第十八  成相篇第二十五  賦 篇第二十六 巻...

《目次》 巻第十一  彊国篇第十六  天論篇第十七 巻第十二  正論篇第十八 巻第十三  礼論篇第十九 巻第十四  楽論篇第二十 巻第十五  解蔽篇第二十一 巻第十六  正名篇第二十二 巻第十七  性悪篇第二十三  君子篇第二十四 巻第十八  成相篇第二十五  賦 篇第二十六 巻第十九  大略篇第二十七 巻第二十  宥坐篇第二十八  子道篇第二十九  法行篇第三十  哀公篇第三十一  堯問篇第三十二 訳注 解説

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2019/01/13

孟子の性善説に対し、性悪説で有名な荀子。その性悪説は『荀子(下)』p.189 巻第十七 性悪篇第二十三 に記されている。岩波文庫の『荀子』上下巻で残念なのは、原文がないことと、訳注が巻末にあり訳と訳注が離れていること。

Posted byブクログ

2013/06/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

再読。天論・礼論・正名・性悪などの篇は非常に迫力がある。「天行、常あり。堯のために存せず、桀のために亡びず」(天論)、「人は生まれながらにして欲あり。欲して得ざれば則ち求めなきこと能わず。求めて度量分界なければ争わざること能わず。争えば則ち乱れ、乱るれば則ち窮す。先王は其の乱を悪みしなり。故に礼義を制めて以てこれを分かち、以て人の欲を養い人の求めを給し、欲をして必ず物に窮せず物をして必ず欲に屈せず、両者相い持ちて長せしむ。是れ礼の起る所なり」(礼論)。「異なれば則ちこれを異にす。単にして喩るに足れば則ち単とし、単にして喩るに足らざれば則ち兼とし、単と兼と相い避くる所なれければ共とす。」(正名)などは、荀子の客観主義を示している。ほかには「墨子は用に弊われて文を知らず」、「荘子は天に弊われて人を知らず」(解弊)など諸子百家の思想を簡潔にまとめている所もある。大略篇はまとめであり、哀公や堯問などは孔子と弟子の逸話などが多い。やはり、荀子は経学の父であり、詩・書・礼・楽・易・春秋などの話も多い。

Posted byブクログ

2013/06/16

有名な性悪説が出てくる下巻。 上巻より短くて的を射た名言が多く、 金谷先生の解説も筍子の思想をより理解出来て良い。 理想を掲げつつも、現実に立脚した筍子の思想は、 バランスが取れていて、現代でも通用しそう。

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