全現代語訳 源氏物語(20) の商品レビュー
「源氏物語」の現代語訳は、谷崎源氏、角川ソフィア文庫の玉上琢也編、そしてこの講談社学術文庫の今泉忠義と読んでみた。 個人的には講談社学術文庫版が良いように感じている。 「源氏物語」を読み終えるといつも感じることがある。 最後の二巻「手習」、「夢浮橋」は寂しさや悲しさ、空虚感を感じ...
「源氏物語」の現代語訳は、谷崎源氏、角川ソフィア文庫の玉上琢也編、そしてこの講談社学術文庫の今泉忠義と読んでみた。 個人的には講談社学術文庫版が良いように感じている。 「源氏物語」を読み終えるといつも感じることがある。 最後の二巻「手習」、「夢浮橋」は寂しさや悲しさ、空虚感を感じさせる。 これが「源氏物語」の「もののあはれ」なのだろうか。 それにしても、作者の紫式部はどのような心持ちで「源氏物語」を書いたのであろうか……。
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