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小学生になる前後 5~7歳児を育てる の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2021/01/28

日本の発達心理学・言語心理学の第一人者、岡本夏木の著書の一冊。 新書版の3冊「ことばと発達」「幼児期」「子供とことば」は、難解な記述も見られるが、こちらは講演の再録なのか、比較的わかりやすい文体で書かれている。 発刊年が1983年とはなっているが、今はこの著書の傾向が過度にな...

日本の発達心理学・言語心理学の第一人者、岡本夏木の著書の一冊。 新書版の3冊「ことばと発達」「幼児期」「子供とことば」は、難解な記述も見られるが、こちらは講演の再録なのか、比較的わかりやすい文体で書かれている。 発刊年が1983年とはなっているが、今はこの著書の傾向が過度になっていることから、これは全く違うだろう」という記述はほとんどない。 むしろ、この時期から今の状況につながるこのような思考をされていたのかと驚くばかりである。 岡本夏木の考えを学ぶ上で、初めの一冊には最適の本である。

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2013/05/05

(1987.07.23読了)(1987.06.19購入) 子どもと教育を考える (1) (「MARC」データベースより)amazon 入学前の子どものしつけ、一年生になるときの親や先生の注意、学校生活が始まった子どもたちとの関わり方など、5歳から7歳までの子どもの生活と成長の跡を...

(1987.07.23読了)(1987.06.19購入) 子どもと教育を考える (1) (「MARC」データベースより)amazon 入学前の子どものしつけ、一年生になるときの親や先生の注意、学校生活が始まった子どもたちとの関わり方など、5歳から7歳までの子どもの生活と成長の跡を追いながら、子どもに寄り添った教育を考える。 ☆関連図書(既読) 「「わかる」ということの意味」佐伯胖著、岩波書店、1983.09.26 「あたらしい家庭教育」藤永保著、岩波書店、1983.11.21 「自立への旅だち」高橋恵子著、岩波書店、1984.02.21 「小学生の心とからだ」坂元忠芳著、岩波書店、1984.04.19 「自我のめばえ」津守真著、岩波書店、1984.06.21

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2011/09/06

小学生になる前後の子どもの生態について、柔らかな優しい視点で書かれた本。 この時期の子どもがどのような思考を持ち、どのような振る舞いをしようとするのかが記されている。また同時に、親は子どもに対して何を期待してしまうのか、何を押しつぶしてしまうのかについても記されている。 母が時...

小学生になる前後の子どもの生態について、柔らかな優しい視点で書かれた本。 この時期の子どもがどのような思考を持ち、どのような振る舞いをしようとするのかが記されている。また同時に、親は子どもに対して何を期待してしまうのか、何を押しつぶしてしまうのかについても記されている。 母が時折語る私の幼少期のエピソードが、この時期の子ども特有の共通する現象だと知ったときは不思議な気分になった。 我々親子だけが持つ秘密の思い出かと思っていたら、一種の成長における通過儀礼だったという「なんだそんなものだったのか」感。

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