お金とつきあう7つの原則 の商品レビュー
■お金とは何か お金が無いと困るが、お金があれば幸せになれるわけではない。 選択肢が増える。 ありすぎると減らさないようにといった悩みが出てくる。 ■稼ぎ方、使い方 本を読むのも本代と読む時間のコストがかかっているので、最後まで読むべきかどうか気をつける。 ■お金の数え方 複...
■お金とは何か お金が無いと困るが、お金があれば幸せになれるわけではない。 選択肢が増える。 ありすぎると減らさないようにといった悩みが出てくる。 ■稼ぎ方、使い方 本を読むのも本代と読む時間のコストがかかっているので、最後まで読むべきかどうか気をつける。 ■お金の数え方 複利計算が重要 金融商品の紹介の際は単利計算を年間あたりにならして紹介してくるケースもあるので注意 リスクがある状態とは、確率や結果のバラつき具合が明確になって把握できる状態。 不確実性のある状態とは、 ■お金の借り方・貸し方 金利はお金と時間の値段 お金を貸している間、自分が使えないことへの対価がどれぐらいか。 借金は時間を買うこと ■お金の守り方 1番良いのは人的資本(自分)への投資
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爽やかにお金と付き合う7箇条 1.小さな節約をしない。 つまり、大きな支出項目から考える。 2.人的資本に投資する。 3.お金の計算は安全な方に間違える。 つまり、お金の計算は正確に行う。 4.お金はなるべく貸し借りしない。 5.国内外の株式に分散投資する。 6.買値ではなく...
爽やかにお金と付き合う7箇条 1.小さな節約をしない。 つまり、大きな支出項目から考える。 2.人的資本に投資する。 3.お金の計算は安全な方に間違える。 つまり、お金の計算は正確に行う。 4.お金はなるべく貸し借りしない。 5.国内外の株式に分散投資する。 6.買値ではなく未来を考える。 7.怖いのは市場リスクより人間。 代わりのきかない強みを持つには自分を個人商店として位置付けて考える。 なるべく、代わりの少ない仕事を選ぶ。 お金の計算は単利と複利がある。 金融商品は複利ベースで計算しなければお金の増え方に関する実力を正確に評価出来ない。 他国通貨の金利を自国通貨の金利と単純に考えてはいけない。これが為替の世界。 お勧めの金融商品としては以下を挙げられている。 1.個人向け国債(10年満期型) 2.MRF また基本の考え方としてペイオフ対策として1つの銀行に1000万円以上預けない。 またプロのセールススキルを侮らない。 不要なものは不要と断る。 読む前の予想と反して保守的な感じであった。 これはお金に対して慎重になるべきという示唆だと理解した。 また著者の普段はお金を気にせず生活をする。という点については全くその通りだと思う。 使う時は気前良く。 何よりお金を。が目的ではないのだから。
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保険に入ったつもりで保険料を貯めておくほうがずっといい。 時間を金銭化して評価するという考え方は、かなり広い範囲に応用が利く。自分の時間の使い方については仕事だけでなく、休憩やレジャーの過ごし方や、本の読み方、あるいは通勤などについても「時間のコスト意識」を持とう。
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自分を「個人商店」と位置付ける。自分の労働力を売る一人の経営者としてどう行動したらいいのか。 自分を振り返ると心に響く一節。 正直金融商品の話はよくわからない(わかろうとしない)ので、 若干読み飛ばしてしまったけど。 ちゃんとお金貯めよう。。。
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お金を全て銀行普通預金に放置していて、これから運用したいみたいな人にはとてよいと思います。銀行や証券会社が勧めてくる商品は手数料がとれるものばかりというのも、非常に納得感があった。
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この本には「お金と上手に付き合う方法」が書かれています、印象に残った内容としては、「円からドルに交換してドルで運用して、再び円に戻した時の利回りと、円でずっと運用したときの利回りが大きく変わらないように為替レートが形成される」(p126)という点と、「借金返済に勝る確実な運用方法...
この本には「お金と上手に付き合う方法」が書かれています、印象に残った内容としては、「円からドルに交換してドルで運用して、再び円に戻した時の利回りと、円でずっと運用したときの利回りが大きく変わらないように為替レートが形成される」(p126)という点と、「借金返済に勝る確実な運用方法は無い」(p157)でした。 両方ともこの10年以上にわたって資産運用を試みた私の実体験からも裏付けられています、嬉しいのやら悲しいのやらというのが実感です。 今後の運用方法として魅力的な商品は、個人向け国債と、市場連動型の投資信託(p174以降)でしたが、本で紹介する内容としては地味ですが、その通りだと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・大きな支出項目から順に節約することを推奨する、すなわち、住居費・自動車経費・生命保険・子供の教育費、である(p13) ・お金に振り回されるのではなく、お金をあくまでも「手段」として、「自分自身がコントロールするもの」と捉えることがポイント(p30) ・お金の扱い方には「人柄」が出る(p48) ・年間3億円の利益を計上する会社なら、20年分の利益を見込んで一気に60億円で評価される、この評価額の合計を時価総額という(p80) ・お金との関わり方に関して一種の階級があるといえる、1)株式で稼いでいる「株式階級」、2)ボーナスで稼いでいる「ボーナス階級」、3)給料階級、4)非正社員階級、である(p82) ・自分の現在している仕事に対して、競争相手が世界中にどれくらいいるかを考えることが大事(p85) ・高く評価される人材になるための発想法として、自分を「個人商店」として位置づけると見通しが良くなる(p86) ・自分が有利な競争環境をつくるには、複数の能力の組み合わせである(p88) ・本を読み始めて1時間経過した時点では、今まで払ったお金や読んだコストよりも、これから使うであろうお金(時間給x予想時間)コストと、その本をこれから読んで得られるメリットを比較して行動すべき(p92) ・インフレが起きる状態とは、景気が良くなって消費が増えて、みんながモノを欲しがって金を使おうとする、そして物価が上がり、企業の儲けが増えて、社員の給料が上がること(p111) ・1年間に4%を超える物価上昇と、15%以上の円安が起きた場合には、日本の金融資産に対して警戒モードに入る(p113) ・健康食品、化粧品、生命保険の共通点は、売り手の利幅が非常に大きい、セールス行為が必要、普通の人には殆ど不要、ということ(p115) ・10年で資産を倍にしたい場合には、72÷10=7.2%の年利回りがあれば達成できる(p123) ・円からドルに交換してドルで運用して、再び円に戻した時の利回りと、円でずっと運用したときの利回りが大きく変わらないように為替レートが形成される」(p126) ・お金持ちには資産の運用を持ちかけて手数料を取る、貧乏人には頻繁にお金を貸して、その金利を取るというビジネスモデルが多い(p148) ・国債と預金保険で保護される一人1000万円以下の預金は「国のリスク」であり、最もローリスクと考えられる(p151) ・借り手にとっては「返済に勝る運用はない」(p157) ・証券会社や銀行では、通常の投資信託では3%程度の手数料が稼げるが、個人向け国債では0.5%の手数料しか入らないので、あまりセールスされない(p178) ・リスク資産は、その投資額の3分の1を失っても生活にも精神にも支障が起きないことをイメージできるレベルに留める(p210)
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経済評論家の山崎元氏の本。この人は、既得権益の代弁者としての発言が少なく、言いにくい真実をハッキリ言ってくれるから好き。しかも説明能力が非常に高い。「専門家」にしては珍しいタイプの人だと思う。
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はっきりいって、表紙がダサすぎるのが難点ですが内容はとても理にかなっていて、とてもためになる本です。山崎 元さんの考え方の根っこにあたる部分はブレない人ですが、金融環境自体が生き物のように変化しているのでそれに伴い、少しずつ著書の内容も変化しつつあるように思えます。
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