電子出版学入門-出版メディアのデジタル化と紙の本のゆくえ の商品レビュー
「学」というほど体系的ではないのだが、電子出版・電子書籍の歴史としては、短い頁数の中にきちんとまとめられている。見開き二ページで一項目を解説する、という図説っぽい編集方針がちょっと消化不良感をもたらすところはあるが。私が読んだのは2009年の最初の版だが、今なら2013年版を読む...
「学」というほど体系的ではないのだが、電子出版・電子書籍の歴史としては、短い頁数の中にきちんとまとめられている。見開き二ページで一項目を解説する、という図説っぽい編集方針がちょっと消化不良感をもたらすところはあるが。私が読んだのは2009年の最初の版だが、今なら2013年版を読むべきだろう。Kindle, Kobo ショックをどう分析しているか楽しみだ。まだ手に入れてないのだが、図書館で探してみよう。海外の電子書籍の動向については、もう少し書いて欲しかったが。
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電子出版について考える場合、機会的に既存の出版・流通の在り方を当てはめるのではなく、電子図書館など新たな動向とも比較しながら考察を深める必要がある。※この本の元になったNDLの調査研究報告書も読むべし。
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