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青嵐 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2014/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

死んだふたりが、あの世から現世を眺めたり、時間を遡って若き日の自分たちを眺める。ありがちといえばありがちな構成だけれど、こんなラストに繋がろうとは。なんでこいつら気付かねェんだ? と思っていたら…。五馬鹿の呆気にとられた顔と、次の瞬間の破顔が目に浮かぶ。(2014-07-27L)(2014-08-17L)

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2013/12/29

森の石松と豚松。幕末の侠客清水次郎長の子分二人。 地元の人物だけど、次郎長の話というのは知らないなぁ。いろんなメディアになってるけど、知らないなぁ。 というわけで、読んでみました。 次郎長メインじゃなかったですけど。 まぁ、うん。侠客の話っていうのは、義理人情の点だけ見れば...

森の石松と豚松。幕末の侠客清水次郎長の子分二人。 地元の人物だけど、次郎長の話というのは知らないなぁ。いろんなメディアになってるけど、知らないなぁ。 というわけで、読んでみました。 次郎長メインじゃなかったですけど。 まぁ、うん。侠客の話っていうのは、義理人情の点だけ見れば、美談になるのだけど。いかんせん、小説にするにはえぐい話しがたくさんあるんだろうな、と考えてしまうとどうにもね。 次郎長の話に縁がなかった理由がわかりましたね。

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2010/07/17

次郎長モノとは全く知らずに手に取った、が これが思いのほか嵌ってしまった。 この世を去った「森の石松」と「豚松」が天上から次郎長一家を 眺めている設定。 二人亡きあとの次郎長一家に絡めながら 石松と豚松の生い立ちも語られている。 親は命がけで子を守り子は親の為なら命を投げ出す任侠...

次郎長モノとは全く知らずに手に取った、が これが思いのほか嵌ってしまった。 この世を去った「森の石松」と「豚松」が天上から次郎長一家を 眺めている設定。 二人亡きあとの次郎長一家に絡めながら 石松と豚松の生い立ちも語られている。 親は命がけで子を守り子は親の為なら命を投げ出す任侠の世界。 この後、諸田玲子の次郎長シリーズへの皮切りとなった一冊。

Posted byブクログ