利益思考 の商品レビュー
■利益思考 1.「売れる商品をつくる」あるいは「顧客に喜んでもらう」ということは利益を生み出す必要条件ではあるが、十分条件ではない。 2.KBF(key buying factors)は対顧客を意識したマーケティング的な視点、KSF(key success factors)はそれ...
■利益思考 1.「売れる商品をつくる」あるいは「顧客に喜んでもらう」ということは利益を生み出す必要条件ではあるが、十分条件ではない。 2.KBF(key buying factors)は対顧客を意識したマーケティング的な視点、KSF(key success factors)はそれを踏まえた事業戦略的な視点。 3.日頃から、5年後、10年後はどうなっているのかと考えるくせをつけ、日頃から先見性を鍛える。 4.引き出しを増やすため、ケースシャワーを浴びる。 5.どこで価値を生み、どこで回収するのかを考える。 6.人が動かない3つの理由:(1.意義ややり方が「わからない」。 2.わかっているが「できない」 3.わかっているし、できるが、「やろうとしない」(モチベーション))
Posted by
利益思考とは、ただ単に利益を出すためには何をしてもいい、というわけではない。 整理すると、 (1)無駄を最小化する (2)新しい価値を生み出す にまとめられる。 ・ひとつひとつの仕事の意味を考え、それが顧客に対してどんな価値を生み出しているか、会社に対してどんな価値を...
利益思考とは、ただ単に利益を出すためには何をしてもいい、というわけではない。 整理すると、 (1)無駄を最小化する (2)新しい価値を生み出す にまとめられる。 ・ひとつひとつの仕事の意味を考え、それが顧客に対してどんな価値を生み出しているか、会社に対してどんな価値を与えているかを常に考える習慣をつけるようにしましょう ・あなた方の会社における存在意義とは何なのでしょうか? ・「何をやればシェアをとってビジネスに勝てるのか」というKSFを持続的に押さえ続けなければ、たまたまヒット商品が出て瞬間的に売上はあがるかもしれませんが、持続的に勝ち続けることはできません ・その企業の強みがいつまでも強みであるかというと、そんなことはありません ・多様性を活用する ・技術的な種(seeds)からの視点で発想していくやり方 ・説明≠説得
Posted by
著者がビジネスパーソンに必要と考える「利益思考」について、 その重要性・必要性を説明している本。 書かれている内容は至極当たり前のことであり、 新しい気づきは正直ないものの、利益思考の必要性は再認識した。 内容は、ビジネスモデルやPPMのような戦略論から、 マズローの段階欲求...
著者がビジネスパーソンに必要と考える「利益思考」について、 その重要性・必要性を説明している本。 書かれている内容は至極当たり前のことであり、 新しい気づきは正直ないものの、利益思考の必要性は再認識した。 内容は、ビジネスモデルやPPMのような戦略論から、 マズローの段階欲求やモチベーションのHR視点。 更には、アンカーやヒューリスティック等の意志決定上の話など、 書かれている内容は実に様々。 ビジネス全般について、利益という視点から学ぶには良い内容。 個人的には、特にサスティナビリティという考え方の重要性を再認識した。
Posted by
利益は売上に従って付いてくるものではない、利益は(1)ムダを最小化、(2)新しい価値を生み出し、資金の有効活用と新たな価値にお金を気持ちよく支払ってもらう(キャッシュイン)する為の仕組み、製品を提供する事が求められるというもの。『法人営業利益の法則』と内容的には近いかも。
Posted by
あと一歩。小奇麗な感じで分かりやすいんだけれども、深みがない。それほんとに自分で体験したの?っていう感じ。
Posted by
勤務している会社の経営状況が悪化したことを踏まえ、自分に足りない要素を補うために読みした。 内容は利益という概念から今の業務からいかに利益というものを紐付けるか、また新事業へのアイデアなど例を含めて理解しやすかったように思えます
Posted by
辛目に評価させて頂くと、 読むだけ時間の無駄。 買うだけお金の無駄。 ということを自身の身をもって体感できるという気鋭の1冊! 環境破壊とはこういうことを言うのでしょう。
Posted by
「どの様にすれば利益が出せるのか」という考え方、つまり「利益思考」を軸に、ビジネスプランを展開する方法を述べた本。 利益思考に含まれる重要な要素は下記の2つに集約される。 ① 無駄を最小化する ② 新しい価値を生み出す 本書の前半部分ではコストに注目した構成。 コ...
「どの様にすれば利益が出せるのか」という考え方、つまり「利益思考」を軸に、ビジネスプランを展開する方法を述べた本。 利益思考に含まれる重要な要素は下記の2つに集約される。 ① 無駄を最小化する ② 新しい価値を生み出す 本書の前半部分ではコストに注目した構成。 コスト構造を意識することを推奨し、コストリーダーになっても増収増益を目指す。 マクドナルドの100円マックの様に、コストコントロールを工夫すれば、値下げすることにより利益圧迫ではなく寧ろ利益増大に導くことができる実例を紹介。 中盤以降からは上記②の部分に焦点をあてた構成。 より大きな利益を生み出すビジネスを如何に構築するかという観点から事業の見方を検証。 事業評価マトリクスというツール(「魅力的な市場の発見」をx軸、「その市場で勝ってゆく」をy軸にとらえた分析票)をつかって新規事業が利益を生み出すものかどうか評価。 また、新規事業を考案するには、既存枠にとらわれない自由な発想が必要な事から、アイディアを練る為の方法論を紹介。 見方を替える、アナロジーを使う、組み合わせる、前提を疑う など。 これは新規事業の考案以外にも日常的に使える方法。 (ただし、この様な発想手法については他の書物でも紹介しており、むしろ本書での提示は少ない) 利益を生み出すことはどういうことか?という概念から入り、他社の実例を挙げながら利益思考について説明し、その後にビジネスプランの作り方に言及。 最終的には事業計画まで落とし込むプロセスに導いている。 目から鱗!という内容ではないが、利益に対して感覚の鈍い日本人に、「利益」とは何かを見直させる良書と思う。
Posted by
- 1
- 2