FREE経済学入門 の商品レビュー
何かを無料でもらえてあとから回収しようとする仕組み。それがフリーミアム。その点で言えば、義務教育だって、賄賂だってフリーミアムだ。
Posted by
TVなどでもおなじみの苫米地英人氏が2010年に発表した「フリー経済」「フリーミアム」に関する著作。日本にも「只より高いものはない」ということわざがありますが、アメリカなどを中心に世界で流行している「無料」からお金を生みだす戦略について、紹介されています。マイクロソフトやグーグル...
TVなどでもおなじみの苫米地英人氏が2010年に発表した「フリー経済」「フリーミアム」に関する著作。日本にも「只より高いものはない」ということわざがありますが、アメリカなどを中心に世界で流行している「無料」からお金を生みだす戦略について、紹介されています。マイクロソフトやグーグルが巨大企業になれた理由の一つもここにあるようです。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
クリス・アンダーソン著『フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略』が話題になってた頃、同書も発売されたと記憶している。 上述のアンダーソン氏の分類では、フリー経済とは以下に分類される。 ①直接的内部相互補助 - 無料で消費者を引き寄せ、有料に誘導する ②三者間市場 - テレビ、ラジオ等に代表される広告。 ③フリーミアム - 無料消費者のコストを、有料消費者が負担する。 ④非貨幣市場 - 金銭のやり取りが発生しない。 このうち④がインターネットの世界で広まっている。 なぜならネットでは、経済学でいう「限界」の概念がないからだ。つまりコストをかけずに多くの人にサービスを提供できる。 だがそうして無料で広まっているように見えるが、裏では何らかの対価が支払われている、あるいは今後支払わされる。 またお金という面でなくても、「自由」という対価をも支払われている。 大事なのは無料のものはないと、自覚すること。
Posted by
私たちの身の回りに溢れた「フリー(無料)」の罠? 「入門」とあるように、経済学の知識なしでも日常の一コマを切り取った解説は分かりやすい! 所々出てくる専門用語は難しく感じるかもしれないが、理解できないことはないだろう。 この本は別の専門書への足掛かりとしては良書だと思う。
Posted by
Posted by
googleの世界支配はかなりヤバいなと思った。必要以上に気にするのもよくないが、無料という響きに気をつけなければいけないと思った。
Posted by
タダほど高いものはない、というかタダのわけないという話。なるほどと思った。作者は昔の小室直樹みたい。
Posted by
無料って事に対してただ喜んでいるだけではいけない、と。必ず何か仕掛けがある。でもこういう本こそ一歩引いた立場で読みたい。
Posted by
フリー。。この方向にビジネスは向かって行くことは間違い無し。その中でどんなチャンスを見つけるか? ヒントを想像するには良い1冊だと思います。
Posted by
"タダより高いものはない"。バックエンドには何があるかを予測し、自分にとって本当に必要なものを選んでいくことが大事なことだと再確認させてくれる一冊。
Posted by