図解・橋の科学 の商品レビュー

土木学会関西支部【編】,田中輝彦,渡邊英一【ほか著】

2012/08/16

良書。素晴らしい。面白い。
技術的なお話が多く、理解するのが難しい部分もあるが、なるべく易しく解説。
長い吊橋の橋脚が高い理由。代表的な橋の解説。などなど。

2012/03/04

　むちゃくちゃ面白かった。橋に興味がない人にはそう感じないかもしれないけど、楽しめるかどうかは別にしても、教養として知っておいて損はないことばかり書かれていると思う。

　橋の仕組みについて、具体例と写真をたくさん盛り込み、簡単な実験も紹介しつつ、わかりやすく書いている本。理科や科学が苦手な人（私も同様）にとっても、読みやすくとっつきやすい内容になっている。

　書名がカタすぎて損をしているのでは。講談社は企画会議をしっかりすべきだと感じた。

2012/02/24

橋とはなにか、歴史的なことから、形状、施工方法に至るまで浅く広く。

後半のほうの実際の現場ではどう施工されているのかなどは参考になった。
歴史的な内容も、知っている内容と程よくずれていて知識の範囲を広げることに。

徳川吉宗の財政改革と永代橋落橋の関係性などは目からうろこ。

2011/03/15

橋の構造、施工方法、歴史などが分かりやすく、写真付きで説明してある。
橋の魅力は、その中性的なところにあるんじゃないかなぁと思った。雄大で美しく、優しさを備えながらも、自然に逆らわずに強かに生きる部分と、どんな条件でも負けずにどっしりといるたくましさ。だから、私は橋が好きなんだと思えた。

2010/10/14

最近、明石海峡大橋を渡る機会があった訳だが、威容と言ってもイイ程あの橋は、デカイ。
アレを人間が造ったなんて、冷静に考えると、途轍もない話です。
人間の生活に欠かせない橋の仕組みについて、力学的な話や組み立て方などを僕のような素人が読んでも分かるように易しく解説してくれる一冊。

【効能】身近にある橋をじっくり観察したくなる。

2010/04/14

ブルーバックスらしく一通り「橋」についての科学的解説がなされている。ただ，虫食い的に橋についての基礎知識を持つ人には食い足りないかもしれない。もちろん，良いまとめ本であり，入門書としては適切な構成だと思われる。

橋の種類，分類方法についてさらに細かい解説があると嬉しかった。