IS<インフィニット・ストラトス>(4) の商品レビュー
ドキドキの夏休みは終わらない
「夏休み編」という装いだった前巻の、さらに後日談的オムニバス。ヒロイン視点で綴られる短編形式の「ドキドキ夏休みの後編」と言ったところか。バトルはない。しかし、背後に動きがあるような気配を相応に見せてもいる。 【ウェルカム・イン・ザ・サマー!】 鈴視点のデートお誘い大作戦。...
「夏休み編」という装いだった前巻の、さらに後日談的オムニバス。ヒロイン視点で綴られる短編形式の「ドキドキ夏休みの後編」と言ったところか。バトルはない。しかし、背後に動きがあるような気配を相応に見せてもいる。 【ウェルカム・イン・ザ・サマー!】 鈴視点のデートお誘い大作戦。鈴から遊びに行こうと言うだけでも、内心では「その後」にまで妄想発展して右往左往する乙女心が炸裂するドキドキ大作戦である。思わぬ展開とハチャメチャなオチも含めて、ツンデレらしい苦労話でもある。 【二匹の子猫のラプソディー】 ラウラの無知と無頓着振りが、シャルロットの暖かみのある視点から微笑ましく可愛らしく描かれた話。しかし、ラウラが見る過去の夢はなかなかヘヴィでギャップのあるものだったりする。 【真夏の夜の夢】 帰省した箒が、自らの過去を顧みながら、束の間の夏祭りを過ごす話。思わぬ来客と「地元ライバル」の出現に一喜一憂するのが、箒らしい可愛らしさに溢れている。妄想に端を発する決起の行方は……? 【恋に騒がす五重奏】 ← シャルロット ←←← セシリア ←←←←← 鈴、箒、ラウラ ←←←←←←← 千冬 → 山田真耶 この矢印が何を示すかは読んでのお楽しみ。キーワードは『来ちゃった』。もぅね、ハーレムもここまで極まると笑うしかない。女性陣も妄想し過ぎと苦笑ツッコミしたくなる。しかし、こうもあからさまなのに何故気付かないかなぁ、一夏クン。ただ、まぁ、あれだ。千冬姉に対する一夏の振る舞いこそがある意味最強のライバルという女性陣の認識を改めて示す話だわな、こりゃ。千冬姉の「隠れツンデレ」もまたナイスなスパイスとなって夏休みも終わりを告げ、ちょっと不穏な雰囲気を醸す引きに繋がる。これは、敵?味方?それとも……生徒会?
DSK
今回は夏休みということで、ISバトルは一回お休みして、ラブコメ短編4本になっています。 箒、セシリア、鈴、シャル、ラウラの5人が、例によって鈍感な一夏のまわりで独り相撲を演じています。デートに出かけたり、夏祭りに出かけたり、彼の家に押しかけたりするのですが、空振りに終わって今年...
今回は夏休みということで、ISバトルは一回お休みして、ラブコメ短編4本になっています。 箒、セシリア、鈴、シャル、ラウラの5人が、例によって鈍感な一夏のまわりで独り相撲を演じています。デートに出かけたり、夏祭りに出かけたり、彼の家に押しかけたりするのですが、空振りに終わって今年の夏も過ぎていきます。 しかし、ヒロインたちがあまりに不憫で、主人公が難聴だったりするのはかまわないのですが、もう少しどぎまぎするとかあってもいいんじゃないかと思ってしまいます。
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"IS〈インフィニット・ストラトス〉"の第4巻。この巻の一部がOVAとしてアニメ化されました。一夏をめぐってライバル関係にある5人の日常を中心にすえた短篇集です。なので、ちょっとバトルはお休みです。OVAでは箒がメインのお話でしたが、個人的な本巻の見どころは、...
"IS〈インフィニット・ストラトス〉"の第4巻。この巻の一部がOVAとしてアニメ化されました。一夏をめぐってライバル関係にある5人の日常を中心にすえた短篇集です。なので、ちょっとバトルはお休みです。OVAでは箒がメインのお話でしたが、個人的な本巻の見どころは、シャルロット×ラウラの買い物デートです。この2人の仲良しコンビは色々と反則です。なぜ、これをアニメ化しなかったのかと…黒猫と白猫を見たかったのに。2期もあることだし、どこかで"にゃ、にゃ~ん"を見れるといいな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
表紙はラウラ. 今回は女子たちの夏休み,ということですよ. オムニバス形式です. まぁ,いわゆる短編集ですね. 一夏君はいつも女の子を連れているね. そんなわけで今回は平和な感じ. ラブラブ光線を放射する女子ズとそれを華麗(?)に回避する一夏. 実は千冬ちゃんがメインヒロインじゃないかな() そういえばこのシリーズ絶版になるんだって? 現在販売されてるものが無くなったら後はブッコフとかで探すしかなくなるのかなぁ. でも話が途中で終わってるんだよな. じゃあ読み進めても続きが気になってイライラするだけか. ここで読むのを辞めるとキリが良いのかもしれんなぁ.
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短編集。 登場人物の多さもあり、逆に短編集の方が登場人物を絞れて楽しめるんじゃないかという印象を持ちました。 アクション要素も少ないながらも、(ある程度お約束な内容ではあれど)楽しめました。 登場人物の内、女子間だけ関係が進展していくのも、この手の話ではお約束ですね。 良く言えば...
短編集。 登場人物の多さもあり、逆に短編集の方が登場人物を絞れて楽しめるんじゃないかという印象を持ちました。 アクション要素も少ないながらも、(ある程度お約束な内容ではあれど)楽しめました。 登場人物の内、女子間だけ関係が進展していくのも、この手の話ではお約束ですね。 良く言えば、安心して読める内容、悪く言えば工夫のない内容とでも言えましょうか。
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オムニバス形式の話。 たまには話を進めずにこういうサイドストーリーもいいな。 ゼロの使い魔はだらだらしすぎて嫌になったから、そうならなきゃいいな。
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(ストーリー) 女の子の気持ちに、ちょー鈍い一夏。そんな彼を巡って、五人の女の子たちが、あれこれとアタックを繰り返す。女の子たちのういういしい恋模様と、ユーモアたっぷりの語り口が楽しい作品。 (感想) こんな鈍い男に、なんでそこまで恋をするのかな、という印象ですが、それ...
(ストーリー) 女の子の気持ちに、ちょー鈍い一夏。そんな彼を巡って、五人の女の子たちが、あれこれとアタックを繰り返す。女の子たちのういういしい恋模様と、ユーモアたっぷりの語り口が楽しい作品。 (感想) こんな鈍い男に、なんでそこまで恋をするのかな、という印象ですが、それぞれの個性がきっちり書き分けられているのは、うまいなと思いました。ラウラと箒が似たような性格なんですが、箒のほうがちょっとだけ、女の子っぽいところの微妙な差とか、シャルロットやセシリアの性格の違いとか、会話だけ聞いていてすぐわかるところがすごくいいですねえ。途中で古くさいギャグっぽく、強盗が出てくるところも、「なんか、懐かしい」雰囲気でした。弓弦さんって、40代の人なのかしら? 使っている小道具とか脇役とかの設定が、80年代前半のイメージですね。気のせいかもしれませんが。 登場人物たちが、非常に初々しいのと、それになりきって書いているというところがよくわかりましたが、やっぱり一夏のどこがいいのか私にはわかりません。鈍すぎますものねー。女の子を知らずに傷つけてる。女の子は好きなんですが、一夏は好きになれないキャラクターです。
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今巻では、ほぼすべてヒロイン視点で構成されており、各キャラクターの思考を感じ取ることができるようになっていたと思う。 ストーリーそのものに展開は特になく、夏休みという期間を利用した主人公とヒロインとの交流に終始していた。冗長になることもなく、適度にキャラクターを表現できていたよ...
今巻では、ほぼすべてヒロイン視点で構成されており、各キャラクターの思考を感じ取ることができるようになっていたと思う。 ストーリーそのものに展開は特になく、夏休みという期間を利用した主人公とヒロインとの交流に終始していた。冗長になることもなく、適度にキャラクターを表現できていたように思う。 ただ、かすかなブレを感じるようにもなってきた。そのキャラクターをピックアップしていくのもいいが、どうにも後付け感が拭えないため、少し読むときに引っかかってくるのが気にかかる。 次巻では何かしらのテコ入れもあるのだろうし、もう少し期待して読んでみようと思う。
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各ヒロインの夏休みの過ごし方が描かれていた。 どのヒロインもかわいくて終始にやにやしながら読んでしまった。 ISのバトル部分がなくても成立してしまうのが長所でもあり、短所でもあるのかもしれない。
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内容的には夏休み編の短編集になります。 今回は主人公の一夏より格ヒロインにスポットを当て、掘り下げた話でした。 どの話でも普段では書かれてないヒロインたちの魅力が出てたと思います。 あと、地味に猫の着ぐるみパジャマが欲しいと思ってしまった(笑)
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