カギ の商品レビュー

こばやしゆかこ【作・絵】

2022/09/08

息子7歳12か月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯

〈子〉
何度も読む(お気に入り) ◯
ちょうど良いボリューム◯
その他

ネコがかわいい。
in wonderland

2022/06/29

お家のカギをなくした“ふう太”が、カギ穴に吸い込まれてやって来たのは〈まよいカギの城〉。
装丁と同じくモダンな市松模様が城の内部にもふんだんに使われていてスタイリッシュ。その中に青い蝶や銀色の三日月のモチーフが映える。城の番人のカギおとこやズラリ並んだカギたちのダンス、どこか『不思議の国のアリス』を思わせるミステリアスな世界観。もう少し長くこの世界を堪能していたかったなぁ。
4歳5ヶ月の息子は読後「ふう太んちすごいねぇ～」と一言。〈まよいカギの城〉に通じていた家のドアを「どこでもドア」のように感じたらしいw

2015/06/14

『不思議の国のアリス』を彷彿とさせる。不思議な世界に入り込んで、帰れなくなりそうになるけど帰ってくる話。ネコよりカギのデザインの方がしゃれていて、キャラクターグッズになりそう。三日月のデザイン、なんか変だなと思ったら、顔が逆についている！（つまり、花王の月でいうと後頭部側）このデザインは初めて見たかも。

2014/08/29

[墨田区図書館]

ちょっと奇妙な雰囲気のお話。
鍵を持つようになるだろう小学生の頃に読むと、より面白く感じる、かな？

2013/06/29

・日常の中にあるちょっとしたすき間の不思議な世界をとらえイメージを広げているようだ。
・絵の細部に細やかな変化があり、なくした鍵を見つけるヒントになるものがさりげなく描かれているので、手に取ってよく見たい。
・小学校３年生に読んだところ、怖いという声が上がった。鍵をなくすことに身近な不安感があるのかも。
・暗い色使いと絵の雰囲気も少し怖い。

2012/08/11

家のカギをなくした猫のふう太。
どうしよか途方にくれていると、突然鍵穴に吸い込まれる～～！

絵も、ちょっと不気味な感じで、鍵穴に吸い込まれるところとか、ちょっと怖かったりもするけど、最後は鍵もみつかり、お母さんにも会えるので、よかったよかった。

R君は２度ほどリピートしました。

2012/07/15

留守番中に家のカギをなくしたふう太が誘われる、カギのお城の妖しい雰囲気が素敵。
パーティなんて開いてくれてとても親切そうなカギたちだけど、このまま長居してると危険だろうなという雰囲気を、言葉ではなくうまく絵で表現しているところがすばらしい。
話の最初から最後まで登場している青い蝶が声をかけてくれなかったらどうなっていたのかなと思うと怖いし。
この青い蝶はもしかするとふう太の理性や自制心の象徴なのかな。