ザ・ホスト(3) の商品レビュー
特殊な状況の恋愛感情を描くのがとても上手いですよね。 コミューンのために食べ物や薬を調達して働くワンダ。 ソウルであれば、買い物にはお金もいらない、平和な世界なのだ。 地球の人間に宿主(ホスト)を求めてきたのはソウルの間違いだったと思うようになるワンダ。 恋人や愛する弟のために、...
特殊な状況の恋愛感情を描くのがとても上手いですよね。 コミューンのために食べ物や薬を調達して働くワンダ。 ソウルであれば、買い物にはお金もいらない、平和な世界なのだ。 地球の人間に宿主(ホスト)を求めてきたのはソウルの間違いだったと思うようになるワンダ。 恋人や愛する弟のために、メラニーのボディを返そうとする。 ということは、ワンダ自身は死をも覚悟するということなのだが…? 恋人メラニーを取り戻すため、ワンダとの切り離し手術を望むジャレド。 一方、メラニーはワンダの方がコミューンの役に立つと考える。 イアンはワンダを深く愛するようになっているのだが… 何か他にいい方法がないかと模索する人々。 切なく、盛り上がります。 満足の読み応え。
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最後まで読んで、やっぱり普通にSFでいいんじゃないかと思う。 パラノーマル・ロマンスって、、、、よく分からん。 大してロマンスでもなかったような?? これでパラノーマル・ロマンスって言うなら あのSFも、そのSFも、みーんなパラノーマル・ロマンスでいいじゃん? っつーか、も...
最後まで読んで、やっぱり普通にSFでいいんじゃないかと思う。 パラノーマル・ロマンスって、、、、よく分からん。 大してロマンスでもなかったような?? これでパラノーマル・ロマンスって言うなら あのSFも、そのSFも、みーんなパラノーマル・ロマンスでいいじゃん? っつーか、もしかしてパラノーマル・ロマンスって 人間と人間以外の恋愛をいうのかな? (ロマンスに疎くてごめん。) ・・・・・・・・・今、いけない考えが浮かんだけど自主規制。 (;^_^A メイヤーのお話では見かけは人間同士の恋愛に見えるから ちょっと複雑?よね。 あっと、お話は面白かったよ〜♪ v(^^ 貧乏くじを引いたのは復活したメラニーかな?(笑) それでも自分も恋人も取り戻したんだからハッピーよね? ワンダは愛らしい若いボディをもらって、全て丸く収まったらしい。 いくらでも続きや外伝やアンソロジーが作れそうな世界でしたね〜☆ うん、面白かった〜♪
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予定調和なハッピーエンドだけど、これはこれで良い。 思いがけず、ストーリーに引き込まれて読むのが止められなかった。
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コロニーのメンバーに受け入れられてきた矢先に、捜索者がコロニーを探りあて、侵入してきたり、ソウルであることを利用してワンダラーが物資調達をしたりと、次々とハラハラする展開。 とても緊迫感があり面白かった。終わり方も良かった。
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面白かった!!読み進むに連れ、主人公のワンダラーへの愛情が深まります。 無二の博愛精神を持つワンダが、愛しくてたまらない! そのワンダを愛し抜いているイアンが、またかっこいい。 ラストの、胸をつくワンダの決断に涙が止まらなかった。 1巻でのワンダに対する生き残りの人間の反応と、 ...
面白かった!!読み進むに連れ、主人公のワンダラーへの愛情が深まります。 無二の博愛精神を持つワンダが、愛しくてたまらない! そのワンダを愛し抜いているイアンが、またかっこいい。 ラストの、胸をつくワンダの決断に涙が止まらなかった。 1巻でのワンダに対する生き残りの人間の反応と、 3巻での寄生者の捕虜に対する反応の差が大きく、 ワンダの影響力を感じて温かい気持ちになった。 捜索者の苦悩もわかり、ステファニー・メイヤーらしい、 誰もが幸せになれる素晴らしい結末だった。
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「「そうか。なら、この惑星にも少しは希望があるかもしれないね」「不思議な世界よね」地球に根づいたもうひとりのソウルにというより、自分にむかってわたしはつぶやいた。」 いよいよ最終巻となりました。 怒涛のように様々な出来事が起こります。 その出来事は、1つにこれからの地球(?)の...
「「そうか。なら、この惑星にも少しは希望があるかもしれないね」「不思議な世界よね」地球に根づいたもうひとりのソウルにというより、自分にむかってわたしはつぶやいた。」 いよいよ最終巻となりました。 怒涛のように様々な出来事が起こります。 その出来事は、1つにこれからの地球(?)の未来を占うような出来事でもあります。 徐々にコミュニティに受け入れられたワンダが何とかコミュニティの人々の役に立ちたいと動き始めます。 人の役に立つ喜びを感じ、ふと、このままメラニーでいていいのかという疑問を持ったとき、ワンダと同調し、非常に切ない想いをしました。 このまま皆と一緒にいたいけれど、みなの幸せを願うなら、このままではいられないという葛藤をワンダが感じ、またメラニーも元に戻りたいけれど、ワンダを失いたくないという葛藤を持っています。 このやり取りが当然、ラストの方に来るのだろうと予測はしていたものの、非常に切なかったです。 捜索者の追跡により、いよいよ自分がとるべき方向を見定めるワンダ。 こういうふうにするのがいいのだろう、と分かってはいても、分かれる淋しさや切なさには、涙が零れてしまいました。 やっぱりこういうのって、悲しいものは、悲しいんだよなぁ。。。 こういう別れ的なところって、どうしても陳腐だなぁ、と思ってしまいがちで、今回もやはり読んでいる頭のどこかでなんだか、このシーンとかなかせるために書いてるよなぁ、、、と思ってしまったのもあるのだけれど、それまでの長い(ようで短い?)、この世界をワンダ&メラニーと過ごしてきてしまっているし、大体今回、最初から一気読みしているし、というところで、感情移入が激しく、普通だったら泣けないかも、なシーンでも泣いていた私なのでしたっ。 ラストは、大団円ではあるのだけれど、 少々ご都合主義的なところも否めないかな。 気持ちのいい終わり方だけれど、最近硬いミステリを読むことが多かったのでちょっぴり物足りなかったかも。 それでも、爽快でした!めでたし、めでたし★ 【10/22読了・初読・個人蔵書】
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10月24日読了。パラノーマル・ロマンスのシリーズ最終巻、コミュニティの人間たち・恋人たちとの別れを決意するワンダだが。結局のところ作者の関心は「一つの身体に二つの心・二人の恋人」というシチュエーションをどう描くか、という点だけにあるようで、「捜索者に見つかるか?」「この異常な世...
10月24日読了。パラノーマル・ロマンスのシリーズ最終巻、コミュニティの人間たち・恋人たちとの別れを決意するワンダだが。結局のところ作者の関心は「一つの身体に二つの心・二人の恋人」というシチュエーションをどう描くか、という点だけにあるようで、「捜索者に見つかるか?」「この異常な世界でどう生き延びるか?」「異星人と人類は分かり合えるのか?」といったSFテーマはスパイス程度にしか掘り下げられてはいないのが残念。肝心なロマンス部分でも、男性陣は単純でステレオタイプ、女性陣はぐちぐちした女々しさが目に付き、感情移入を妨げられた・・・。
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メラニーを取り戻すことを望むジャレド、ワンダラーを仲間として認め愛しはじめたイアン。悩みはじめたワンダラーだったが、あるとき血まみれの手術台と残酷に切り刻まれた銀色の糸を目にする。コロニーの医者は、ソウルを人間から取り出そうと実験を続けていたのだ。そして、とうとう捜索者が隠れ家を...
メラニーを取り戻すことを望むジャレド、ワンダラーを仲間として認め愛しはじめたイアン。悩みはじめたワンダラーだったが、あるとき血まみれの手術台と残酷に切り刻まれた銀色の糸を目にする。コロニーの医者は、ソウルを人間から取り出そうと実験を続けていたのだ。そして、とうとう捜索者が隠れ家を探り当て侵入してくる。人間たちを売り渡すのか、それともソウルを裏切るのか。愛を知った彼女にとってそれは究極の選択だった。ある方法にたどりついたワンダラーは、ボディに永遠の別れを告げようと決意するが・・・。 ストーリーの展開も無駄なところがなく、本当にスリルにあふれてとても面白かったです。普通だったら、人間よりずっと善良で他人思いのワンダに偽善者ぶっているという印象を受けてしまうところが、本当に素晴らしいソウルとしてまるで友達のように捉えられるのは、きっとメイヤー女史の手腕によるのでしょう。終わり方は異論もあるでしょうが、私は満足です。もしワンダラーが死んでしまう結末なら、きっと悲しくて苦しい後味の悪い読後になってしまうと思うし、イアンの深い愛が報われて私も嬉しいから。ただ、一時メラニーが消えそうになるシーンがあるけど、あれは何かの伏線じゃないのだろうか。よく分からなかった。全体としては、トワイライトと同様に愛にあふれた素晴らしい作品だと思います。
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