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万葉の花 の商品レビュー

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2019/01/12

野の花を見て、これは昔の人も見ていたのかしら? 和歌を読んだり花をいけたり どんなふうに関わっていたのか ちょっと興味がでてきました。 ⇒ URLはこちら http://pasobo.blog79.fc2.com/?tag=%E5%92%8C%E6%AD%8C 『和歌 』 : ...

野の花を見て、これは昔の人も見ていたのかしら? 和歌を読んだり花をいけたり どんなふうに関わっていたのか ちょっと興味がでてきました。 ⇒ URLはこちら http://pasobo.blog79.fc2.com/?tag=%E5%92%8C%E6%AD%8C 『和歌 』 :  〜 Myブログ「散歩道の野草と風」 本書は、写真がきれいで、万葉集のことと 植物のことが両面から語られて面白い本です。 2016/09/29 予約 10/12 借りる。10/13 読み始める。12/22 ざっと読み終わる。 万葉の花 四季の花々と歌に親しむ 内容と目次・著者は 内容 : 万葉集に詠まれた花百選。 あしび、はなかつみ、おもひぐさ、あべたちばな…。 万葉びとが花の姿に託した溢れる想いとは。 万葉集に詠まれた花を、春夏秋冬の四季別に約100種類掲載。 美しい写真を交えて、解説する。 万葉びとが花の姿に託した溢れる想い。 野辺の花や景色を美しい写真と文章で綴った一冊。 本書は万葉集のなかから約100種を取り上げ、登場する植物と歌についての解説したもので、大和の自然に咲く花や景色を美しい写真と文章で掲載しています。 また、花の解説については、花びら一つ一つにも目を配り、その花が語ろうとする心を見事に描きだしています。 自然とともに生きた万葉びとの心に触れ、いにしえの情景をお楽しみください。 巻末には、万葉集の歌を独自の心象風景として描いた版画家、吉崎秀夫氏の作品を収録しています。 ○収録されている花(植物) ■春 あしび  もも  つばき  やまたづ  つぎね  かたかご  ねつこぐさ  さきくさ   さくら  すみれ  ひさぎ  らん・けい  しきみ  やまあゐ  やなぎ ■夏 あざさ  あぢさゐ  うのはな  むらさき  さきくさ  あやめぐさ  あふち  こけ さうじゅ・さうりん  はなかつみ  うり  くれなゐ  わすれぐさ  うきまなご  ときじきふぢ ■秋 をみなへし  くず  みつながしは  なつめ  はねず  いちし  はぎ  おもひぐさ ちち すすき・をばな・かや  つきひとのかつら  さはあららぎ  たまばはき  こなら  しだくさ ■冬 ささ  あふひ  やますが・やますげ  このてかしは  しだくさ  あべたちばな まつ  たけ  やまたちばな  ほよ  すぎ  うめ  まき ほか 約100種掲載 著者 : 片岡寧豊  いけばな作家であると同時に、万葉の花研究家としても知られています。 万葉の花研究家、URLはこちら http://www.eonet.ne.jp/~k-neiho/ 『「万葉花寧豊会」 』 :  主宰。 華道家、小原流一級家元教授。毎日文化センター、朝日カルチャーセンター、近鉄文化サロン講師。 著書に「万葉の花をいける」「大和路の花万葉」など。

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2013/05/04

とても、気持ちの良い一冊です。 私は短歌はできないけれど、楽しみました。 たまに開いて心を慰め、癒やすのに向きそうです

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2012/11/22

浄瑠璃寺に置いてあったのが目に留まって買ってみました。カラーで歌に詠まれてる各万葉花が紹介されてて歌の世界のイメージが浮かびやすい。歌よりも花そのもの名の由来等の解説が多いかな。季節ごとに分けてあり各解説も丁寧で楽しめます。

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2010/08/28

つぎねふ 山背道を 他夫の 馬より行くに 己夫し 徒歩にて行けば 見るごとに 音のみし泣かゆ そこ思ふに 心し痛し たらちねの 母が形見と 我が持てる  まそみ鏡に 蜻蛉領巾  負ひ並め持ちて 馬買へ我が背 (巻十三の3314) 大和から奈良山を越えて山城へ行く道を、よそのご主...

つぎねふ 山背道を 他夫の 馬より行くに 己夫し 徒歩にて行けば 見るごとに 音のみし泣かゆ そこ思ふに 心し痛し たらちねの 母が形見と 我が持てる  まそみ鏡に 蜻蛉領巾  負ひ並め持ちて 馬買へ我が背 (巻十三の3314) 大和から奈良山を越えて山城へ行く道を、よそのご主人は馬でいくのに、私の夫は歩いていく。見るたびに泣けてくる。母の形見の鏡や上質の布(あきづひれ)をもっていって、それで馬を買ってください、という長歌です。 つぎねふは枕詞で、山背にかかるとされています。つぎねがなんなのか、よくわからないのが実情です。植物の名で、ヒトリシズカ(orフタリシズカ)ではないかという説もあります。本書ではヒトリシズカの項目でこの歌が紹介されています。花穂の形から化粧道具の眉刷毛にみたてて、マユハキグサ(眉掃草)という別名もあるそうです。写真がみごと! 万葉集が好きな人。そして植物を愛する人。そんな人にとって、この本は珠玉の一冊となります。

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