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蛟堂報復録(4) の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2012/08/28

サロメは結構好きな作品だった。「あんな酷い人だと思わなかった」「良い大人のする事?」辰史の性格もあるけど元凶はあんたらだろ!って思った。 かえる取りの女は過去の話でした

Posted byブクログ

2012/03/16
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1サロメ 祖父「尊」の友人、古物商の真田が孫を連れてくる。自尊心の塊の高校生モデル優香は三輪にご執心。しかし、報復の仕事に紛れ込まれて三輪の怒りを買い、手痛い目に遭わされる 2蛙取りの女 祖父の仕事見習いをしていた頃の話で、高利貸しの女が家族に報復され、落ちぶれた挙句孤独死する

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2011/07/14
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相変わらず辰史がかっこいい 【サロメ】 「ああどうしようもねえガキどもだなァ。面倒くせえなァ。このまま見捨てようかなァ、どうしようかなァーと、迷いながらも助けに来てやった俺に迷惑料くらい払うのが筋ってもんだろう?」 【かえる取りの女】 ---本は好きだって言っていたのに。辰史くんの片想いですか。 辰史の若い頃の話がいいね、辰史が必死な感じがいい

Posted byブクログ

2011/01/12
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『人からちやほやされる程度の容姿に恵まれた、普通の女子高生だろう?他に何か人と違うところがあるか?あるなら、教えて欲しいもんだ』 『蛟堂報復録』シリーズ第四弾。 2話収録です。 『サロメ』 今回は珍しく二つの話が同時進行的に行われています。 思ったより、ごっちゃにならなかったし、きちんと書き分けられていたと思います。 少し見直しました、作者のこと。 話は…私が高校生だったときってやっぱりこんなに阿呆な子だったのなかな?とついつい振り返っちゃいました。 自分が特別だと思いたくなる気持ちは分からないでもないけれど、「特別」っていうのはきっと「孤独」と同義なんだと思います。 それ以前に「普通」ってなんだろうとは思いますけれど。 そしてやっぱり辰史さんの性格がいまいちわからない。 『かえる取りの女』 不条理なばかりの鈴木ワールドですが、初めて不条理ではない人間が登場しました。 太郎ちゃんがたまたま街で足を引きずったお婆さんと出会うことから話が始まります。 このお婆さんは実は尊(辰史さんの祖父)の時代の報復相手だったわけですが。 この人。一本筋が通ってるんです。 自分勝手なことしか言わない人たちばかりの世界ですが、その中にあってただ一人、自分の主義主張を貫き通す人。 だからこそ貧乏くじを引くしかなくなる。 確かに人間性は最悪でしょう。 けれどそれで自分が被害に合うかもしれない、恨みを買うかもしれない、そのすべてのリスクを背負う覚悟をしています。 もちろん、覚悟があるからと言って、何もかもをしてもいい。というわけではないことぐらい、分かっていますが。 少しずつ文章がうまくなっているように思います。 故に、先が楽しみかな。 尊翁の性格が思ってたのと全然違ったのにはびっくりです。

Posted byブクログ

2010/12/21

前のと少し毛色が違うかな?単純な物語じゃなく、考えるものがあった。高校時代の話は、辰史の人格形成を知れてよかったなぁ、と思う。ここで、丑雄さんとの考え方の違いが分かったけども、決定的に仲違いしたのは、別件なのが期待外れ(意味深に話を振られたし、前巻で伏線敷かれてたので)

Posted byブクログ