マエストロ、それはムリですよ…~飯森範親 の商品レビュー
山形市は人口25万人、そんな町が山形交響楽団というプロオケを抱えているんです。若手指揮者の飯森さんと山響の挑戦とサクセスストーリー、わくわくします。
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ビジネス本とは言いがたいが、商売のヒントになる 部分がいっぱいあったので、カテゴリーはここにしました。 山形にオケ? 田舎のオケって・・・。 と言われてたのに、今では地方オケの手本になってるようで! 飯森さんの力もデカいですが、 オケメンバーの意識改革でしょうかね~、ネックは。...
ビジネス本とは言いがたいが、商売のヒントになる 部分がいっぱいあったので、カテゴリーはここにしました。 山形にオケ? 田舎のオケって・・・。 と言われてたのに、今では地方オケの手本になってるようで! 飯森さんの力もデカいですが、 オケメンバーの意識改革でしょうかね~、ネックは。 音楽はサービス業である。 この精神を持ち合わせてる音楽家は何人いるのだろう。 お客さんを、ファンを取り込む方法は 当たり前のことしかしてませんが、ほかのオケは こんなこと絶対してません! だからすごい!!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「世界的な」という冠が当然のように付け加えられるようになられた指揮者の飯森範親さん。 実は幼少期、同じ町内に住んでいらっしゃいました。当時から既に近所や学校の先生(特に音楽の先生)たちの間では 密かに人気があった飯森さんですが、映画「おくりびと」でコンサートシーンの撮影に参加され、 その「おくりびと」がアカデミー賞を受賞したことにより、クラシックに全く興味のなかった方たちからまで 支援・応援される超人気指揮者となられました。その飯森さんが現在、音楽監督を務められている「山形交響楽団」が 田舎の一オケから観客動員数180%を超える人気オケとなるまでの軌跡を描いたノンフィクションです。 「音楽家はサービス業だ!」という信念のもと、様々な挑戦をされた様が記されています。いろいろと参考になること多々なのですが 1番驚いたことは、あとがきのお言葉。「高校時代は睡眠時間3~4時間で音楽の勉強をした」「大学時代は全く遊ぶことなく200曲以上のスコアを五線譜にかけるほど暗譜した」ということでした。 音楽家として成功するにはあり余る才能の上、並々ならぬ不断の努力が必要なのですね…。
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読みたい本。 OTTAVAで、音楽評論家の林田直樹さんが最近読んだ中で一番面白かったと絶賛してました。(2009年07月12日現在)
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フィクションやエッセイなどはあまり読まないのですが、最近元気な山響の事が気になり読んでみたかった本です。 年末に歌った第九の指揮が飯森先生でした。本の中と寸部違わずエキサイティングな指揮をされます。
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面白かった。(*^_^*)山形県にプロの交響楽団ができたのは確か、私が中学生のころ。子ども心に「食っていけるんだろうか」と危惧したものだけど、実際にコンサートに行って、澄んだ音色の美しさに驚愕。やっぱりプロは違うなぁ・・・と誇らしかったのも覚えている。で、新しく常任指揮者となった...
面白かった。(*^_^*)山形県にプロの交響楽団ができたのは確か、私が中学生のころ。子ども心に「食っていけるんだろうか」と危惧したものだけど、実際にコンサートに行って、澄んだ音色の美しさに驚愕。やっぱりプロは違うなぁ・・・と誇らしかったのも覚えている。で、新しく常任指揮者となった飯森さんの改革案が非常に斬新で、また、ある意味当たり前で、そこにはぁぁ〜〜と驚いた。(*^_^*)音楽はサービス業と言い切る飯森さんは、お客さんにいかに楽しんでもらうか、に心を配り、もちろんその中には音楽技術の向上も。山響自体が元々「風通しのいい」交響楽団だったという指摘は嬉しかった。小さい楽団のメリットも書かれていて、なるほどねぇ〜〜と思ったし。山形県民は、地元の美味しい食べ物をあまりに当たり前と思っていて、宣伝するのが下手、とあり、あぁ、それはそうかも、と。だって、ホントに当たり前にあって、日常の食卓で食べているものばかりなんだもの。「山形」交響楽団の、山形が田舎くさい、と一時はその名称を変えようか、と真剣に考えた、という話には、笑えなかったなぁ。だって、山形県出身の私自信、山形と口にするだけで、田舎だなぁ、と感じていたから。音楽的にも、営業的にも、上向きになっていく交響楽団の話っていいなぁ。明るい気分になりました。(*^_^*)
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実力はあるのに、地方オーケストラとして今ひとつ力を出しきっていなかった山響=山形交響楽団が常任指揮者に飯森範親を迎え、そのマエストロの人間性と音楽性によってどんどん実力を顕し、国内を代表するオーケストラとして認知されるようになるまでを描いたノンフィクション。飯森さんの人間性の他、...
実力はあるのに、地方オーケストラとして今ひとつ力を出しきっていなかった山響=山形交響楽団が常任指揮者に飯森範親を迎え、そのマエストロの人間性と音楽性によってどんどん実力を顕し、国内を代表するオーケストラとして認知されるようになるまでを描いたノンフィクション。飯森さんの人間性の他、山形人の人間性もよく現れていて面白かった。
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音楽的な本質と、サービス業としてのエンターテイメント性のバランス。そこを意識せずに芸術文化の意義をアピールしても説得力に乏しい、と改めて感じさせてくれる本。
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この数年、日本のオーケストラ界でひときわ注目を集めている山形交響楽団。 各メディアに紹介されることも多くなり、名実ともに日本を代表するオーケストラのひとつとなった。 この山響で音楽監督を務める飯森範親は、世界を股にかけて活躍する“超売れっ子”マエストロ。 映画『おくりびと』出演や...
この数年、日本のオーケストラ界でひときわ注目を集めている山形交響楽団。 各メディアに紹介されることも多くなり、名実ともに日本を代表するオーケストラのひとつとなった。 この山響で音楽監督を務める飯森範親は、世界を股にかけて活躍する“超売れっ子”マエストロ。 映画『おくりびと』出演や、TVドラマ『のだめカンタービレ』の指揮演技指導を担当したことでも知られる。 山響の成功には飯森の類い希な音楽性はもちろん、楽団員や事務局を引っ張る経営的手腕と、常に前向きでしなやかな発想力にそのカギがあった! http://www.prhythm.co.jp/collaboration_works.html
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