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ボビー・フィッシャーのチェス入門 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2020/12/27

基本ルール、各コマの動かし方は分かりました。じゃあ次に何をしようか?っていう超初心者全員にオススメ。クイズ形式で本当に楽しく読めました。これからもチェスやっていきたいなという気持ちにもさせてくれる。

Posted byブクログ

2016/12/12

入門書だが、問題集形式になっている所がポイント。 ボビー・フィッシャー著とはとても思えないほど、初心者に向けて配慮された本。東公平氏の入門書と合わせて、チェスの入門者にオススメ。

Posted byブクログ

2011/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 私が初めて買ったチェスの本である(厳密には'74年のハードカバーのほうだが)。本屋には先週紹介した『ヒガシコウヘイのチェス入門』と2冊並んでいたが、著者が世界選手権者なのでこちらを先に買った。  原著"Bobby Fischer Teaches Chess"は、フィッシャーが世界チャンプになった'72年にまずイギリスで出版された。フィッシャー人気も後押しして異例の10万部を売り上げ、 '74年に満を持して史上初のチェス和訳書が生まれた。  東さんは'70年西独ジーゲンでのチェス・オリンピックでアメリカと対戦したときにフィッシャーと出会った。'73年にお忍びで来日したときにも会ったので、そのときにこの翻訳の話が出たか、もしくはもう進行中だったのだろう。  未だに原書は持っていないが、2ページ分の「訳者からもひとこと」とカバーデザイン以外はひじょうに忠実に訳されているようだ。右側のページだけを読み進めていき、左ページは最後まで読んでから本を逆さにして逆順に読むという最大の特徴もそのまま再現されている。 目次 まえがき(目次以前) ボビー・フィッシャーからひとこと 驚くべきボビー・フィッシャー 共同執筆者について 序章 チェスの指し方 第1章 チェックメイトをするには 第2章 最後列でメイトしよう 第3章 最後列でどう守るか 第4章 守りを破るには 第5章 ポーンの壁を破るには 第6章 まとめとテスト ボビー・フィッシャーからもうひとこと 訳者からもひとこと  チェックメイト問題に重点を置いた単純な内容に思えるが、フィッシャー以外にIM以下の実力者が数人プログラム学習作りに参加している、というより本書のような読者参加型の革新的な入門書を作るためにフィッシャーのような名手が待ち望まれていたらしい。  1手メイト問題に至るまでにも、「キングはこのルークが取れるでしょうか?」といったルールを確認するような問題もあって、無理なく進めるようになっている。定跡等は全く学べないが、チェスを取っつきやすく始めるには最適の一冊と言えよう。

Posted byブクログ