ことしのなつやすみ の商品レビュー
裸であると思った。 無意味やたらとさらけ出してるというのでは無く、対象物に対し実直に向き合い、装飾など施さずに対峙する、仁王立ちの裸だ。 裸の者は強い。自身で勝負する。だからぶれない。ぶっとい芯がある。 芯がぶっとくて安定している裸の詩人は、目を見開きながら真っ直ぐ前を見て、常に...
裸であると思った。 無意味やたらとさらけ出してるというのでは無く、対象物に対し実直に向き合い、装飾など施さずに対峙する、仁王立ちの裸だ。 裸の者は強い。自身で勝負する。だからぶれない。ぶっとい芯がある。 芯がぶっとくて安定している裸の詩人は、目を見開きながら真っ直ぐ前を見て、常に同じ位置でただそこに存在する。位置を変えずに在り続けること、それがいい。
Posted by
- 1