ステロイド依存(2010) の商品レビュー
著者の知的誠実さを感じる。 すべての主張には根拠となる論文を載せているし、断定できない所は断定できないとちゃんと記述している。 ステロイド禍をまったく認めようとしない、つまり、根拠を提示せずに否定しちゃっている「主流派」のほうが、少なくとも「態度」という点では分が悪いよな、どう...
著者の知的誠実さを感じる。 すべての主張には根拠となる論文を載せているし、断定できない所は断定できないとちゃんと記述している。 ステロイド禍をまったく認めようとしない、つまり、根拠を提示せずに否定しちゃっている「主流派」のほうが、少なくとも「態度」という点では分が悪いよな、どうしても。 もちろん、著者は根本的に間違っているかもしれない。 だから、この件についてはまともな論争をしてほしい。一患者として、心からそれを願う。 にしても、いまだに「脱ステロイド」と言えば怪しげな民間療法やオカルトの巣窟になってるよね。 げに恐ろしきは強い敵ではなくてバカな味方なり。
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いろいろとかいてありますが。 巻末の、あとがきと要望書にすべてが詰まっていると思います。 ・・・「ステロイド外用剤の長期連用による、依存・リバウンドの記述を加えて欲しい」とのこと。また読むかな?
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