ジョジョの奇妙な冒険(文庫版)全11巻セット(Part6) の商品レビュー

荒木飛呂彦(著者)

2010/05/11

ジョジョ好きの間でも賛否両論（おもに否！？）の第六部です。

ジョジョ好きの間では必ず話題になる何部がすきか？
その答えは、私にとっては至極明確。
「読み返す頻度が高い順序」です。
否定はが多い事実の通り、第六部って、たしかに分かりにく・・・。
これまでのテイストをかなり壊しながら難解なラスト。
好きな人でもついていけなくなるのはわかります。
（自分も最初はそうでしたし・・・）
でも、週刊少年『』で、荒木先生のインタビューを見て読み返したあと、第六部が大好きになりました。
あのラストが荒木先生の意図通りだということを踏まえて、それから何度も読み返すうちに六部の深さの一端に触れたような気がしました。読み返したくなる。。。

いやー。ジョジョは良い・・・。

2010/01/13

もうこれは一言で言い表せない。
1部からの業がここで終焉を迎える姿を見届ける1人になって欲しい。

ちなみにストーリー的には6部、熱さ的には2部、キャラクター的には4部がたまらなく好き。

でも全部好きです。

2009/12/16

ジョジョ６部「ストーンオーシャン」。主人公は初の女性、承太郎の娘・徐倫。一話でオナニーの話を語ったのは伝説。

「さよならを言うあたしなのよ」に膝まで鳥肌が立った。プランクトンから生まれたミュータントであるＦＦが逆説的に人間とは何なのかを体現し、死の際で真っ直ぐに「あたしを見て徐倫。あたしは生きていた」と言い切る強さと美しさ、そして彼女の存在証明が今この「さよなら」であることの染みるような悲しさ。ジョジョは人間の素晴らしさを教えてくれます。
これは自分の中で「明日って今さッ」に並ぶ名台詞。

2部に勝るとも劣らない壮大な敵の能力が圧巻。ヨーヨーマは好きなキャラクタだったなあ。そして惜しむらくはキャラクタが薄いアナスイ。もっと「分解癖」について突っ込んで欲しかったなあ。
中学生でジャンプを買っていた時代ちょうど誌面で連載していたので印象的なシーンを色々覚えていた。いきなり舌絡めるやつう～？とか。