ルームシェア・ストーリー の商品レビュー

宇木聡史【著】

2011/09/05

ラストもまさにそうでしょ、ってぐらい有りがちなのだけれど、素直に読めば、そうかぁ、ラブストーリーだなと。
奥行きがあるのかそうでないのか、今一つ判然としない。美央の１人称で書かれているので美央が我儘放題に思えるが、陸の手紙でそうでもなかったのだということがわかる。深いのか浅いのかよくわからないながらも、次の１冊に期待が高まる作家さんだと思った。

2011/10/12

こんなに性格のいい男の人がいたら好きになっちゃいそうだよなぁ…と読んでいましたが…。
できれば2人が一緒に幸せになってほしかったので、ちょっと切なかった…。

2011/04/30

なにこれって感じ。
得られるものが何もないと言いたくなるくらい軽い。
美央の性格はよくわかるし男性が書いていることは凄いと思うが、深みがなさすぎる。
確か接戦の末、逆転勝ちした大賞のはずだけど、何が売りだったのだろう。

2011/02/19

ルームシェアを通じて寄り添う２人の関係は読んでいて安心。面白かった。

それだけに、予想できる結末が残念～

2011/01/04

もう、きゅんきゅんがとまらない。運命の人ってほんとうにいるのかな。だけど陸の言うように運命の人は結果論でしかないのかも。そんな人に出会えたら幸せです。

2010/12/31

　私が求めている男性がこんな雰囲気の人。
　話中にでてくる彼みたいな人って・・・・・現実には
　いないものなんだろうか。。。。。

　男性・女性のルームシェアーって難しいんじゃないかなって
　思うんですけど、こんな関係ならうまくいくのかなぁ？　
　なんてちょっぴり夢をみてしまいました。

2011/07/16

女性に謝罪するときに「殴ってもいい」と男性が云う場合は、「まさかそこまではしないだろう」という淡い期待があるはずです。でも、主人公の女性は躊躇することなく殴る（しかも、顔面でなく、みぞおちを）活発な女性のピュアな恋愛物語でした。でも、２６歳にもなってセーラー服を着て海辺でデートですか。そういうのに憧れるのですかね、やっぱり女性は。

2010/10/31

2010/10/27　「ふとしたきっかけで同居」することなんてないし、付き合ってもない男に酔って好き放題言う女もいないよなー。ディテイルを積み重ねようとしているが見えないところの奥行きが見えてこない。出来事がみなご都合主義のような。部屋と引っ越しと生活をこまかく描写するほうが好み。

2010/10/17

こんなふうな男の人、ほんと素敵だと思う。
でも、もし自分でも、やっぱり美央のように、「手が届くのに手を伸ばさない」んだろうなって思った。
衝撃的なラストでは、もう涙が止まりませんでした。
今ある幸せを当たり前と驕らずに、一瞬一瞬の奇跡を大切にしたいです。

2010/05/24

つき合った男全員に浮気された過去を持つ斉藤美央、24歳。ふとしたことから陸と同居生活を送ることになり、つかず離れずの関係を5年間続ける2人。未央が運命の人を見つけるため、陸に“いけにえ彼氏”になってほしいと頼んだことから2人の間に変化が…。第5回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞作。