ハリー・ポッターと謎のプリンス(携帯版) 上下巻2冊セット の商品レビュー
ハリポタシリーズは大好きで、もちろん全巻読んだけれどこの巻が1番好き。すべてが明かされる最終巻に重きを置いてはいるけれど、なんでだろう?心に残っているのは謎のプリンス。
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- ネタバレ
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やっとここまで第6巻。前作よりもずいぶんとサクサク読めた印象。下巻はあっという間だった。しかしなんだか最終章への前段階という感じで前巻ほどの衝撃はなかった。もちろん最後ダンブルドアの死に関しては「本当に!?」とは思ったが、スネイプのくだりはなんとなくそうなのかなぁと思いつつ、上手に最終章に持っていったなという感じ。なによりも子供の本ではなく上質な読み物の感じがますます出てきた感じが強い。さぁいよいよ最終巻。一気に読むか温めるか…
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ヴォルデモートの過去が明らかになったり、ダンブルドア先生とハリーの共同作業あったり、ハリーにとってヴォルデモートを倒す決意を新たにする悲しい事件が起こったりと、たしかに全体的に暗いけど同時にいろいろと愛が芽生えててあらまあというかんじ。
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世界中で人気を博している、ハリー・ポッターを中心とした魔法使いの少年少女の冒険活劇 第6巻。 全7巻を起承転結で表すところの、遂に『結』へと至る序章の部分に相当する本書。第5巻で、ハリー自身の生い立ち、ヴォルデモートにあわや殺されずに済んだ際に掛けられた、様々な魔法や呪い。暴...
世界中で人気を博している、ハリー・ポッターを中心とした魔法使いの少年少女の冒険活劇 第6巻。 全7巻を起承転結で表すところの、遂に『結』へと至る序章の部分に相当する本書。第5巻で、ハリー自身の生い立ち、ヴォルデモートにあわや殺されずに済んだ際に掛けられた、様々な魔法や呪い。暴かれた予言。避けられぬ死喰い人との対決。 そして、自分が自分であるがために成すべきことの自覚。これまでは、高い魔力を持っていながらも、一少年として気のゆくままに過ごし、誰かを巻き込み巻き込まれては、という生活を送っていましたが、本書から、ハリー自身が『成すべきこと』のために動き出します。 これまでは、何も知らなかった『魔法』『生い立ち』『関係者』『運命』を、ただただ聞かされる、導かれる立場だった。ホグワーツの生徒で、教師として教えを請う立場であるものの、これからは、彼が決めていく、彼が自分から意志を発信していく、そんなことが垣間見える本であったと思います。 まぁ、それもそうかもしれません。ヴォルデモートの復活を頑なに信じず、魔法省襲撃の際にようやく復活が認知され、公にされ、どこもかしこも、自分の身を守ることだけで精一杯だから。そして、大切な人との永遠の別れ。もう、誰もこれから先のことを教えてくれない。だから自分で考えて行動していかなければなりません。 それは、本書の最終部分でも、避けることの出来ない自分の運命を選択する上でも、大きくかかわっていると思います。 そして、本書で遂に明かされる、宿敵『ヴォルデモート』の過去。 彼はどこで、どのように生まれたのか。悪の権化として死なない存在になったのは何故か。 更には、邪法『ホークラックス』のことが、ここで初めて語られます。その『存在』自体は、『秘密の部屋』でも登場しましたが、その際はそれが『ホークラックス』だとは当時は描かれていませんでした。 ダンブルドアが苦心して集めた、ヴォルデモートに対する様々な人物の記憶を手掛かりに、『ホークラックス』は何で、どこにあるのか、それを懸命に探し求める。時にはハリーも同行する。本来なら最も生命を狙われている当事者を同行させるのは危険かと思いますが、果たすべき役目と立ち向かうべき宿敵を知り、己の力に換えるためならば、それも必要かなと、ささやかながらの親心。 さて。本書のタイトルにもある『謎のプリンス』 それは、ハリーが魔法薬の授業で手に入れた古い上級魔法薬の教科書にサインされている『半純血のプリンス』が相当します。 これが実際に誰なのかは、本書の最後の方で明らかになりますが、本書(第6巻)自体は、本人が『半純血のプリンス』と自称していただけに過ぎません。何故本人がそう自称していたかについては、本書では語られていないと思います。 恐らくそれは、第7巻、最終巻で、きっと明らかになるのでしょう。それまでにも、数多くの人だ彼岸へと旅立ち、そしてまた、本書でも、最も大切な人の一人が生命を落とす。たとえそれが、仕組まれたことだとしても、ハリーは、もう後には引けなくなってしまったのですから。
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セリフの閉じカッコが2回続いていたり、何だか基本的な校正が気になってしまいました;物語に集中したかったのになー。 お話自体は大好きなトム・リドルがいっぱい出てきたので大満足です。うーん、ハリーの魅力って何でしょうね。どんどん情緒不安定になっていく……。人間味は溢れるのだけど。
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